ホテル暮らしでかかる金額は月々いくら?リアルなお金のこと、価値観の変化とは
「ホテル暮らし」という暮らし方が少しずつ広まってきていますが、まだまだハードルが高いのも事実。そこで現在ホテル暮らし中のgoodroomスタッフ、イワタリサが、ホテル暮らしのリアルを語る連載をスタートします。第3回目は家賃や食費などの「お金」の実態についてご紹介します。…
goodroomホテルパスのユーザー約100名にアンケートを実施!今回は経験者が感じる、「仕事上のメリット」を教えてもらいました。
text : Rei Sato
「暮らしぜんぶ、いいとこどり。」をコンセプトに掲げる、goodroomサブスくらし。サービス開始から2年以上が経ち、ホテル暮らしユーザーもますます増えています。
そんなホテル暮らし経験者約100人にアンケートを実施。ズバリ「ホテル暮らしは仕事に好影響を与えましたか?」という質問に、なんと半分以上のユーザーさんが「はい」と答えてくれました!
ライフスタイルはもちろん仕事へも変化を与えるホテル暮らし。今回は、実際にホテル暮らしを実践中のユーザーさんが感じる「仕事上のメリット」についてお届けします。
「通勤時間が短くなり、副業などに時間を割けるようになった」(30代男性、フリーランス)
「通勤ストレスから解放された」(40代女性、管理・事務職)
「通勤が楽になり、仕事に集中できる時間が増えた」(40代女性、会社員)
「通勤時間が大幅に短縮されたため、早出や残業もしやすくなった」(40代男性、パートアルバイト)
「時間に余裕ができ、睡眠時間が長くなった」(50代男性、ITエンジニア職)
「職場が徒歩圏内になった」(30代男性、飲食業)
ホテル暮らしによって約6割のユーザーが短縮できたという通勤時間。しかも、全体の約7割は職場まで30分以内。通勤が短くなることにより、朝の満員電車に乗る時間が減って気持ちが楽になったという回答もありました。賃貸では高額で叶えるのが難しい都心暮らしも、ホテル暮らしならお手軽に始めることができますよ。
・近所や同居人に気を使う必要がなくなった
「リモートワークの際に、家族の影響がない」(50代男性、会社員)
「出張が多く、家に遅く帰っても気を遣わなくて楽になった」(50代男性、営業職)
・静かな環境で作業に没頭できる
「賃貸よりも部屋が静かで仕事がしやすい」(40代男性、フリーランス)
「静かな環境でよく睡眠がとれて、仕事に集中しやすくなった」(50代男性、会社員)
「くつろぐための部屋ではなく、ホテルだときちんと作業用デスクがあったり、ラウンジも使えるため集中しやすい」(30代女性、フリーランス)
・家事の負担が減ったぶん、仕事や自分の時間に充てられる
「家事に割く時間を仕事に使える」(30代女性、フリーランス)
「清掃が入るので家事をしなくてよく、仕事に集中できる」(30代女性、営業職)
さまざまな理由で、以前よりも仕事に集中できるようになったという声が多く寄せられました。特にリモートワークが中心になってから、自分だけのスペースを確保するために始めた方もいらっしゃるようです。サブスくらしは1ヶ月からでも始められるため、「繁忙期の今月はホテルの部屋にこもって集中!」なんて使い方も良いかもしれません。
「ホテル暮らしの経験と体験談を仕事のお客さんに話すことがあり、関係性づくりができた」(20代女性、営業職)
「ホテル暮らしがより身近になり、社内外のコミュニケーションが増えた」(30代男性、会社員)
「初対面の人でもホテル暮らしの話をすると会話が弾む」(20代女性、自営業)
意外と多かったのが営業職や接客業など、現場に足を運んでお客さんと会話する機会の多い職種。ホテル暮らしをする人はまだまだ多くはないため、初対面の方でも会話が弾むきっかけになるようです。暮らしたことのある街のお話や出会ったおいしいご飯屋さんなど、ホテル暮らしはあなただけのユニークな経験になりますよ。
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他にも、こんな声が届きました。
「滞在先を変えると気分がリフレッシュされるので、仕事をしているときの気分にもよい影響を感じる」
「ホテルには仕事を持ち帰らないと決めたので、以前よりも業務時間内に効率よく仕事を進められるようになった」
「全国展開する飲食店の会社に勤務しており、これまで行けなかったさまざまな店舗に足を運ぶことができた」
煮詰まりがちなリモートワークでもあえて定期的に滞在先を変えることでリフレッシュができたり、いままで行きたかったけど行けなかった場所に訪れることができたり。ホテル暮らしは、私生活にもお仕事にも新しい刺激を与えてくれるようです。
ホテル暮らし経験者のリアルな声、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ーーーアンケート調査概要ーーー
回答数:109名
回答者:10代~50代の男女
実施日:2022年8月1日〜11日
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佐藤伶
佐藤伶
編集部所属。ライター・編集者。猫2匹、住まいは東京。喫茶店と古本屋巡りなど、古いものが好き。パリのアパルトマン住まいに憧れています。