透き通る
1LDK(45.24㎡)
日本を代表する建築家のひとり、安藤忠雄さん。この秋、建築好きにとって絶対に見逃せない展覧会が、国立新美術館開館10周年を記念し開催される『安藤忠雄展―挑戦―』です。
展覧会では、元プロボクサー、独学で建築を学ぶ―という異色の経歴を持つ氏の、半世紀にわたる挑戦の軌跡と未来への展望を、「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」という6つのセクションに分けて紹介。模型やスケッチ、ドローイングなど、総数270件余りに及ぶ設計資料が展示される空間デザインは、安藤氏自身が手がけました。
なかでも注目したいのは、合計7つの安藤作品を擁する直島を俯瞰する、エリア全体の模型と映像とを組み合わせたインスタレーション。ほか、代表作である「光の教会」を実寸大で再現したインスタレーションなど、空間自体としても非常に楽しみなコンテンツが盛りだくさん。安藤ファンはもちろん、建築やインテリアを愛するひとには一生記憶に残る展覧会になりそうです。
トップ写真:直島の一連のプロジェクト(香川県直島町) 模型,香川県直島町
国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―
会期 2017年9月27日(水)〜 12月18日(月)
休館日 毎週火曜日
開館時間 10:00~18:00 金曜日・土曜日は20:00まで
※9月30日(土)、10月1日(日)は22:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会場 国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)