モダニズムデザインとアートの関係を考える『gesture, form, technique IV』(馬喰町・TARO NASU)
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天王洲にある寺田倉庫の「テラトリア」は、倉庫として使われていた広い空間をリノベーションし誕生した、自由なクリエイティブスペース。アートやカルチャー、ライフスタイルにまつわる様々な展示イベントが行われる、最近注目のスポットです。
2009年から始まったアジア最大のアートブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」、今年はメイン会場として寺田倉庫が選ばれました。ひとつのエリアの出版文化を紐解く特別企画「Guest Country」では、今年はアジアの4カ国、中国、韓国、台湾、シンガポールをフィーチャー。中国、韓国、台湾、シンガポールのアートブックシーンを牽引するキーパーソンがキュレーターとなってセレクションした書籍やZINEを展示・販売します。
会期中には多数のアーティスト、写真家によるサイン会が開かれるほか、今年創刊80周年を迎えファンも多い資生堂の企業文化誌『花椿』のバックナンバーのスペシャルブースや、横尾忠則がデザインを手掛けた約250冊の書籍や雑誌の展示、販売など、見るだけで楽しめる展示、イベントもたくさん。
また、ライフスタイルストア「SLOW HOUSE」、建築模型工房「Architecture Model Workshop」など、周辺の施設でも、関連するブックショップがオープンします。
東京の新しいクリエイティブスペースが、アート&カルチャーで盛り上がる4日間。今週末は天王洲で、1日中楽しめそうですね。
トップ画像: © Elena Tutatchikova
TOKYO ART BOOK FAIR 2017
会場:寺田倉庫(東京都品川区東品川2-6-10)
会期:2017年10月5日(木)~10月8日(日)
時間:12時~20時(最終日は11時~19時)
10月5日(木)は15:00~21:00(プレビュー、オープニングレセプション)
入場料:無料(5日は1,000円)