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意外と忘れがち!敷金・礼金以外に必要な引越しの初期費用を全てまとめました

部屋探しと引越しのヒント Vol.171

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意外と忘れがち!敷金・礼金以外に必要な引越しの初期費用を全てまとめました

お引越しの際に必要な初期費用。「敷金・礼金・仲介手数料で、家賃3ヶ月分だな」と思っていたら、申込の時の金額をみてびっくり。とならないように、敷金や礼金以外に必ず発生する費用について、まとめました。

text : Miha Tamura from goodroom journal(初出:2020年6月)

不動産会社に支払う初期費用は「家賃の6ヶ月分」

引越しの初期費用って、「敷金・礼金・仲介手数料で、だいたい家賃3ヶ月分ぐらいかな」と思ってしまいがちですが、実はそれ以外の費用を積み重ねると、初期費用の相場は「家賃の5〜6ヶ月分」です。
例えば、「家賃7万円」の場合を例にとって計算してみるとこの通り。

・敷金 1ヶ月分 7万円
・礼金 1ヶ月分 7万円
・仲介手数料 1.1ヶ月分 7.7万円
・前払い家賃 1ヶ月分 7万円 ※初月の日割り家賃別途
・鍵交換費用 約2万円
・火災保険 約2万円
・保証会社初期費用 0.5ヶ月分 3.5万円

トータル 362,000円 + 初月の日割り家賃(マックス7万円)

もっと詳しく:一人暮らしの引越し。初期費用はどのぐらいかかりますか?安く抑える方法は?

今回は、このうち「敷金・礼金・仲介手数料以外」に必要な項目について、詳しく見ていきたいと思います。

敷金・礼金・仲介手数料以外に必ず発生する初期費用

前払い家賃

家賃は「前払い」が一般的です。
例えば、6月11日に入居開始なら、6月11日〜6月30日分を日割りにした家賃(7万円÷30×20=46,666円)に加えて、7月分の家賃を初期費用として前払いする必要があります。
月の初めごろの入居の場合、思わぬ額になる可能性があるのでご注意を。

もっと詳しく:月の前半に引越しされる方は注意!引越しの初期費用で必要な「前家賃」とは?

鍵の交換代

鍵の交換代は、慣習として入居者が払うパターンがほとんどです。
一般的には1.5万円〜2万円程度が相場。セキュリティ性の高い鍵の場合は高くなります。入居時負担がなくとも、退去時に請求される場合もあります(その場合は契約書に記載あり)。
ただし、3万円〜5万円など、明らかに高すぎる場合には、支払いを保留した方がベター。下げてもらえる場合もあります。

もっと詳しく:賃貸物件の初期費用、「鍵交換費用」って必要?交換する理由と相場金額をまとめました

火災保険料

火災保険への加入も、ほとんどのお部屋で必須とされています。万が一の火災はもちろん、水漏れで他の部屋に迷惑をかけてしまった場合や、盗難などでも保障してもらえるので、入っておくのが安心です。
費用は部屋の広さによって変わり、一人暮らしのお部屋で、2年間で2万円程度。保険の内容によっても変わるので、例えば地震保険オプションの有無など入居者で選ぶことも可能です。
部屋の契約更新の際に合わせて更新します。また、途中で退去する場合には、保険も解約するとその期間分のお金が返金されます。

もっと詳しく:賃貸住宅の火災保険って、絶対入らないといけないの?どんな時に役立つの?

保証会社初期費用

近年、ご家族の高齢化などの影響により、首都圏の物件のほとんどで、保証会社の利用が必須となっています。必要となる費用は、初回に家賃の20%〜100%、更新料(1年ごと、または2年ごと)は家賃の20%〜100%程度。
お部屋を管理する不動産会社が代理店契約をしているため、どの保証会社を使うかを入居者が選ぶことは難しいです。気になる方は、内覧時にあらかじめ費用を確認しておくと良いでしょう。

もっと詳しく:「家賃保証会社」ってなに? 絶対利用しなきゃいけないの?

そのほかの費用

24時間サポートサービス料

設備の故障や、鍵の紛失などに24時間対応してくれるコールセンターの利用料です。1年で10,000円〜20,000円程度が相場です。
こちらは全ての物件でついているわけではなく、新しいマンションや、ハウスメーカーのマンションなどで「加入必須」とされている物件が多いです。気になる場合は、「どうしても加入しなくてはならないか」を確認してみると良いでしょう。

契約事務手数料

家賃の口座振替などで少額の事務手数料が発生する場合があります。
本来は仲介手数料以外に必要とは言えない項目なので、5,000円を超えるなど疑問に思ったら、確認してみたほうがよいです。

こんな費用が入っていたら注意:簡易消火器購入代・消毒代など

部屋ごとの簡易消火器の購入や、入居前の部屋の消毒は、法律上は必須の項目ではありません。
これらの項目が入っていたら、不要なので外してもらえるようにお願いした方が良いです。
もし「必須なので外せません」という場合、あまり良い不動産会社とは言えませんので、どうしてもこの部屋、という場合でなければ契約自体の見直しを考えた方がいいかも。

「必ず発生する」項目以外の初期費用は、疑問に思えば、交渉で変えられる場合もあります。
ネットの物件情報の「備考」欄に記載をすることが必須となっていますので、あらかじめ細かくチェックして確認しておくようにしましょう。

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田村美葉

田村美葉

goodroom journal編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroom journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
詳しいプロフィールはこちら

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