TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
今すぐ引越したいけれど、引越しの初期費用が足りるかどうかが心配。そんな方のために、「初期費用が安い部屋」を探すための方法を、全てまとめてみました。
text : Miha Tamura from goodroom journal(初出:2018年6月)
内覧をし終わった後で、家賃や初期費用を交渉するパターンは、うまくいかないことが多く、よほど気持ちの強い人以外にはオススメしません。
高すぎる家賃の部屋を内覧したり、初期費用に不安があるまま部屋探しをするのではなく、まずはじめに不動産屋さんに率直に出せる初期費用の上限を伝え、初期費用が安い部屋を探していることを伝えてみてください。
キャンペーンがついているなどお得なお部屋を紹介してもらい、その中から選んでいく方が、スムーズに気持ちよく入居まで進められます。
全部屋を一気に募集開始する新築の物件や、一棟丸ごとリノベーションの物件には、なるべく早めに入居してもらおうと期間限定のキャンペーンがついていることが多くあります。いいお部屋にお得な初期費用で入居するビッグチャンスなので、見逃さないようにしましょう。
不動産屋さんのスタッフも、キャンペーンつきのお得なお部屋は申し込みをもらいやすいため、よく把握しています。お店の人に、ズバリ「いまお得な部屋」を聞いてみるのもアリです。
敷金は、退去の時に必ず必要になるお金。仲介手数料は会社ごとに一律で決まっていることが多く、割引を狙うのはなかなか難しいです。
狙うべきは、「礼金ゼロ」のお部屋と、「フリーレントつき」のお部屋。大きなリスクなく、初期費用を1ヶ月〜2ヶ月ぐらい減らすことができるので、初期費用が安いお部屋で探している方はこの2点に注目してみてください。
東京では、都心の人気エリアや、中央線などの人気がある沿線では、礼金ゼロのお部屋を見つけるのはなかなか難しいです。
同じ通勤時間でも、東京の東側のエリアに目を向けてみたり、西武新宿線など穴場沿線で探してみるなど、ちょっと見直してみると探しやすくなります。
シェアハウスでは、敷金、礼金ともに不要という部屋が多くあります。さらに家具もついているところなら、身軽な荷物ですぐに住めるので引越しにかかる費用も大幅に抑えることができます。
最近ではプライベートはきっちり確保できて、さらにゴージャスな共用設備が使えるシェアハウスが増えているので、ぜひ目を向けてみてください。
UR賃貸住宅などの団地では、礼金、仲介手数料、更新手数料がゼロ、保証人不要というお得な仕組みがあります。
普通の賃貸住宅と同様に先着順で入居できるお部屋もたくさんあるので、賢く部屋探しがしたい人はまずは団地の中から選んでみるのもありかもしれません。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。