TOMOS いつものやつで
1R(17.15㎡)
一人暮らしを始める際に必要な初期費用。敷金や礼金、引越し料金や家具・家電費用など、大体いくらぐらいかかる?東京の一人暮らしの平均的な家賃「7万円」で、初期費用のトータルの相場を出してみました。安く抑える方法についても紹介しますよ。
text : Miha Tamura(初出:2018年3月)
東京の一人暮らしの平均的な家賃「7万円」で、一人暮らしを始める際にかかる初期費用のトータルの相場を出してみると、「約60万円」となります。
内訳はこちら。
費用1: 不動産会社に支払う初期費用 = 約42万円
費用2: 引越し費用 = 約3万円 (都内の移動の場合)
費用3: 家具・家電費用 = 約15万円 (一式揃えた場合)
トータル 約60万円
それぞれの費用を詳しくみていきましょう。
不動産会社に支払う初期費用の相場は「家賃の5〜6ヶ月分」と言われます。
具体的な費目は以下のとおり。
・敷金 1ヶ月分 7万円
・礼金 1ヶ月分 7万円
・仲介手数料 1.1ヶ月分 7.7万円
・家賃 1ヶ月分 7万円 ※初月の日割り家賃別途
・鍵交換費用 約2万円
・火災保険 約2万円
・保証会社初期費用 0.5ヶ月分 3.5万円
トータル 362,000円 + 初月の日割り家賃(マックス7万円)
部屋を借りる際には初月の日割り家賃+翌月分の家賃を前払いするのが一般的で、月初に入居する場合には、家賃の2ヶ月分に近い金額を先に支払わなくてはいけないことがありますのでご注意ください。
このほかに、物件によっては付帯するサービス利用料などが必要な場合もあります。多めに考えて、家賃の6ヶ月分ぐらいで予定しておくのがよいでしょう。
それぞれの費用の内訳や詳細が知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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「家賃保証会社」ってなに? 絶対利用しなきゃいけないの?
引越し会社に頼む場合の料金は、トラックの種類&運ぶ人数と時間で決まります。
一人暮らしの引越しは、軽トラ&ドライバー1人で対応してくれるものや、専用ボックスを使った混載便など、「単身パック」「単身引越し」などのサービスを利用するとよいでしょう。
相場は約「3万円」。引越しシーズンも佳境となると料金が高くなったり、予約がとりにくくなることもあるので、計画的に行動しましょう。
初めての一人暮らしで、家具・家電はすべて購入し別送するという場合には、宅配便や、レンタカーを使う方法もあります。
宅配便の場合は、大きさや重量を超えた荷物は宅配便ではなく家具配送便など別料金になるので注意。特に布団はなるべく圧縮して送る必要があります。
レンタカーは、引越シーズン、連休などの行楽シーズンは大きな車はすぐうまってしまうことも多いので、予約を早めにとるようにしましょう。高速道路代、ガソリン代の計算も忘れずに。
一人暮らし・二人暮らしの引越し、引越し料金の目安はどのぐらい?安く抑えるポイントは?
家具や家電の購入費用は、どんなものを選ぶかで人それぞれですが、最低限必要なものを一式揃えた場合の相場は「約15万円」。
家具は、できるだけ安いものを……と探そうとすれば、たくさんありますが、ベッドなど大型のものは買い替えや処分にも費用がかかりますし、意外に長い間ずっと使い続けることになります。よく吟味して、気に入ったものを選んだほうが、結果的にはお得になるでしょう。
一人暮らし用の家電類は、いらなくなる人も多いので、譲ってもらったり、中古を利用する方法もあります。
・ベッド、寝具 約4万円
・冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機 約7万円
・カーテン 約1万円
・ローテーブル、サイドテーブルなど 約2万円
・食器類 約1万円
トータル 約15万円
このほか、照明器具、冷房、ガスコンロが設置されていないお部屋では自分で揃える必要があります。
少しでも費用を抑えたい、という場合には、「礼金ゼロ」や、「フリーレント1ヶ月」などのキャンペーンを行っているお部屋を選ぶのがおすすめです。
不動産屋さんにとって1〜3月はもっとも忙しい時期でもありますが、「この期間に絶対に入居者さんを見つけたい」と思っているオーナーさんも多くいて、キャンペーンで他と差別化していることも結構あります。この春に建てられた新築などでも、キャンペーンは多いですね。
初期費用の中で、「敷金」を削るのはおすすめではありません。
「敷金」はあらかじめ積み立てておくお金で、綺麗にお部屋を使っていれば退去の際に戻ってきます。
また、「敷金ゼロ」をうたっているお部屋でも、備考欄に「保証金」や「ルームクリーニング代」などの名目で、別途費用が足されている場合もあります。
「敷金も、礼金もゼロ」のお部屋を探そうとすると、選択肢がぐっと減って、あまり質のよくないお部屋になってしまうことも多いです。
いまご実家にお住まいの方で時期がずらせるなら、6月〜8月の需要が落ち着く頃まで引越し時期をずらす、というのもひとつの方法です。引越し会社も予約が取りやすく、安くなります。
十分な貯金がない中での一人暮らしは、毎月の費用も余裕が持てないと苦しいものになってしまいます。
エリアを見直す、設備を見直すなどで、家賃にかける予算自体も見直してみてもいいかもしれません。
いい部屋がない、という場合には、家具・家電つきのシェアハウスなども選択肢に入れてみましょう。
それでもどうしても引っ越したい部屋が見つかってしまった!という場合には、不動産屋さんにクレジットカードなどで分割払いすることが可能か、相談をしてみましょう。お部屋によりますが、分割払いが可能な場合もあります。
分割払いは、借金と同じなので、金利が発生する点はご注意を。
シェアハウスは、敷金・礼金などが不要か安くおさえられていて、かつ家具や家電が揃っているため、新生活に必要な費用も少なくできます。
ゴージャスな設備を持つシェアハウスも増えているので、一度チェックしてみると良いでしょう。
他に、家具家電が備えつけで契約期間も短くて良いマンスリーマンションを利用する方法もあります。
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田村美葉
田村美葉
goodroom journal編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroom journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
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