TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
頑張って、安くていいお部屋を見つけたけど、引越し屋さんをお願いしたら、思いのほか高くついてしまった……!そんな経験、誰しもあるのでは?引越し費用って、そもそもどのぐらいが相場なの?安くおさえる方法はあるの?そんな疑問に答えるため、まとめてみました。
text : Miha Tamura(2015年初出 / 2018年7月24日 再掲載)
基本的には、
・引越し業者に頼む場合
・レンタカーを借りる場合
・宅急便を使う場合
・家族・友人に頼む場合
の4パターンがあります。
それぞれの場合で、どのくらいの費用が必要になるのでしょうか。
まずは引越業者さんに頼む場合。相場はこんな感じです。
ひとり暮らし:10,000円~50,000円
ふたり暮らし~ファミリー:30,000円~200,000円
料金は、トラックの種類&運ぶ人数と時間で決まります。
まず、いらなくなったものや不要な家具の処分を検討し、荷物を少なくした上で見積もりをとるのが肝心。
荷物が少なければ、トラックも小さくなり、運ぶ人、時間も少なくてすみます。
ひとり暮らしの場合は、軽トラ&ドライバー1人で対応してくれる『単身パック』が荷物が少ない人用に用意されています。うまく利用してみましょう。
また、ファミリーの場合は、安くすませようと思ったら荷造りが大変すぎてこんなことならお金を払ったほうが良かった……なんてことにもなりかねません。
荷造りからすべて対応してくれるサービスも、割安なものが増えています。一度、見積もりをとってみましょう。
インターネットで、引越し屋さんに一括見積もりが取れるサイトがいくつかありますが、その後の対応として、色々な会社から電話がかかってきて、荷物の見積もりのため来訪の日時を決める、となることが多く、1度に10社、20社といった会社に送ってしまうとかなり大変です。
信頼できる人や、不動産屋さんにおすすめの引越し業者さんを聞く、それ以外に気になるサービスがあれば1社か2社程度、直接見積もりをとってみるなど、3社程度におさえておくのがおすすめです。
心当たりがない方は、クチコミで比較でき、オンラインから見積もりが取れる「くらしのマーケット」というサービスも便利ですよ。
くらしのマーケット
https://curama.jp/
すぐ近所での引越なら、レンタカーで数往復して自分で運んでしまうのもひとつの手です。
ひとり暮らし:10,000円~30,000円
ふたり暮らし~ファミリー:20,000円~30,000円
レンタカーの場合は一度で運べるようになるべく大きな車を借りると良いでしょう。
注意点としては、引越シーズン、連休などの行楽シーズンは大きな車はすぐうまってしまうことも多いので、予約は早めにとらなければいけません。
ガソリンは満タンにして返却するのが規則のため、ガソリン代も考えて金額比較をすることを忘れずに。
もしもの事故のために保険にも加入しておきたいです。
初めてのひとり暮らしなど、荷物が少ない場合には宅配便を利用するのが良いですね。
ダンボール5箱程度なら、引越し屋さんに頼むよりも安くおさえることができます。
ひとり暮らし:8,000円~20,000円
宅配便では、運べるものの大きさ、重量には制限があります。条件としては
・布団は圧縮袋などを利用し、ダンボールや袋に入れることが可能
・家具、家電などはすべて購入し、別途送ること
が必要です。大きさや重量を超えた荷物は宅配便ではなく家具配送便など別料金になってしまうので、意外に高くつきます。目安として、ダンボール10個以上+布団や家具があるという人はお奨めしません。
気持ち次第!
一番安くすませるには、やっぱりひとに頼む!という方法ですが、簡単に考えていると意外にお礼で高くついてしまったり、あるいは人間関係が台無しになったりというこわい代償が……
人にお願いするからには、うまく予定を組む必要があったり、時間内で終わらせるなど、自分の都合で進めるわけにはいかないので注意をしましょう。
多少のお礼も考えた方がいいでしょうし、人に車を借りた場合はガソリン代なども考えておきましょう。
いただいた質問に、引越し大好きなグッドルームスタッフがお答えします。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。