清々しいひととき
1R(24.81㎡)
賃貸のお部屋探しの際に見かける「メゾネットタイプ」の間取り。メゾネットってなんなのか、ロフトとはどう違うのか、部屋の中に階段がある場合のメリットとデメリットをまとめました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
「メゾネットタイプ」とは、集合住宅の中で、ひとつの住戸の中に内階段があり、2階以上の階層があるお部屋のことをいいます。
3階以上ある場合は「トリプレット」と呼んだりもします。
「ロフトタイプ」との一番大きな違いは、上階部分の天井の高さ。
建築基準法でロフトは、面積が居室部分の2分の1未満、高さが最大で1.4mまでのスペースと定義しています。
居室ではなく物置のような扱いとなるため、ロフト部分の面積は床面積に合算されず、窓もありません。
「メゾネットタイプ」の場合は、上階も居室扱いとなり、下の階と同様の居住スペースとして使えます。
まとめると、
ロフトは
・高さが1.4mまで
・平米数に面積が含まれない
・窓がない(換気のための小さな開口がある場合も)
メゾネットは
・高さは居室と同じ
・平米数に面積が含まれる
・居室には窓がある
メゾネットタイプの一番のメリットは、階層によってゾーンをしっかりと区切れること。
例えば、下の階は来客のときにも使うリビング・ダイニングなどの半パブリックな空間に、上階はベッドルームなどプライベートな空間にと、メリハリをもってしっかりと分けることができます。
また、1K・ワンルームタイプのお部屋で一人暮らしをしている方も、リモートワークが多くなり、オン・オフの切り替えが難しいと感じられることも多いのではないでしょうか。
メゾネットタイプであれば、上階も居室としてしっかり利用ができるので、ワークスペースを上階に作ることなども可能です。
デザイナーズのメゾネット物件では、吹き抜けのリビングがあったり、螺旋階段があったりと、デザイン性に富んでいるお部屋も多いです。
普通の賃貸にちょっと飽きてきた、という方にはおすすめです。
メゾネットタイプのデメリットは、水まわりやベランダの配置によっては、家事動線が長くなる場合があること。
洗濯機は1階に、ベランダは2階にあるメゾネットでは、洗濯物を干す際に階段の昇り降りをしなくてはいけません。
また、階段がある分、掃除も手間がかかります。
メゾネットタイプの場合、階段の部分も床面積に含まれているので、同じ平米数で比較すると、フラットな物件に比べて狭く感じることがあります。
ただし、うまく間取りが工夫されているメゾネットであれば、デメリット部分を上回るメリットのほうが大きいといえます。
メゾネットタイプにもさまざまなものがあるので、自分の暮らし方にあっているか、間取り図をよくチェックするとよいでしょう。
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田村美葉
田村美葉
goodroom journal編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
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