デザイン学入門
1K(20.03㎡)
小さな1K・ワンルームのお部屋でも、印象的で、思わず目を留めてしまうお部屋って、どんなところが違うんでしょう。ヒントを探しに、ラフな雰囲気が素敵な男性ひとり暮らしのお部屋を訪ねました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
リノベーションの会社にお勤めの中富さん。暮らしているのは、通勤もしやすく、便利な立地にあるワンルームのお部屋。東向きで朝日がよく入るところも、気に入っているポイント。
ものは置きすぎず、生活動線を考えた配置にしているという中富さん。
ただし、ソファに座ることが多いので、向かい側の壁は目一杯「自分の好きな要素のモノ」だけで構成しています。
「なるべく、既製品のものを使いすぎないようにしているんです」と中富さん。好きなものをたくさん飾ったローボードは、ホームセンターの素材を組み合わせただけ。ベッドも、マットレスをそのまま置いただけ。高さのある家具をあまり置かず、低く暮らすことで、部屋を広く見せる効果もありそうです。
部屋の真ん中にあって視線を集めるローテーブルなど、ポイントにもなる家具は、気に入ったものを選んでいます。
好きなものだけ集めたコーナーと、何も置かないシンプルな空間、DIYの家具と、お気に入りのちょっと良い家具。小さなお部屋を印象的に見せるコツは、そんな「メリハリ」の中にあるのかも。そんなことを感じました。
中富さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/nktm_1992/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。