ル・シエール平町-/東京都目黒区/都立大学/1DK - デザイナーズ・リノベーション賃貸のグッドルーム

お部屋の紹介

例えばお部屋の雰囲気を伝えるとき、
"秘密基地のような"
という表現を用いることがあります。

あえて低くした天井。
天井を走るライティング・レール。
むき出しの無骨な配管……。

"秘密基地"に明確な定義はありませんが、
この辺りが合言葉になるのではないでしょうか。

個人的にはそういうお部屋が好きなので、
写真を見るだけでついワクワクしてしまいます。

さて。

この空間は、なんと形容すればいいのでしょうか？
秘密基地という言葉ではうまく表現しきれません。

言うなればこれは……宇宙船？


●都立大学ってどんな街？

自由が丘と学芸大学の間にある街です。
お隣にはさすがに負けてしまいますが、
ここ都立大学もなかなかの人気っぷり。

話題のカフェやディープな古着屋などが
多数点在していますので、ぜひ街を探索して
お気に入りのスポットを探してみましょう。


●どんなお部屋？

お部屋の主役はお部屋次第。
照明や無垢板が目をひく空間もあれば、
アクセントクロスが自慢の空間もあります。

このお部屋の主役は、間違いなく丸窓でしょう。
その"円"と"光"が作り出すこの眺め、
”宇宙船”以外に適当な表現が見つかりません。

せっかくの機会だし、この丸窓を活かした
コーディネートに挑戦してみたいところ。
丸いテーブルでも置いてみようかな。
SFチックなインテリアを飾っても面白いかも。

いちばん悩みそうなのが、ベッドを置くかどうか。
寝室は天井が低いのでかなり圧迫感が出そうです。

でも、布団を敷くというのも少し違う気がします。
とはいえ、寝袋で寝るわけにはいかないですしね。
うーん、困りましたね。

家具好きの方には同意してもらえると思いますが、
こうやって色々と悩むのが醍醐味だったりします。
じっくり考えて、宇宙船生活を楽しみましょう。


●気になるポイント

・家の近くに坂道があります。
→自転車でのぼるのは大変そうです。
　駅までは近いので基本的に徒歩で問題ないかと。

・脱衣場がありません。
→友達を呼んだときは特に困るかもしれません。
　スライド式の仕切りをうまく活用しましょう。


●さいごに

たとえば、終電で帰ってきた夜。

終わりの見えない仕事に疲れ、
着替える気力すらなく、そのまま寝室へ。
寝ようとしても、つい明日のことを考えしまい、
どうしても、どうしても眠れない。

そのとき、ふと丸窓から外を眺めると、
とても穏やかで、親密な星空が見えて。

ああ。
このお部屋に住んでいて、ほんとうによかった。


……撮影中、そんな物語が思い浮かびました。
少しでも心が動いた方は気軽にお問い合わせを。

このお部屋を取材した人

渡辺平日

日用品と街歩きを心から愛しています。LaLa Beginでエッセイ連載中です。