TOMOS リモートワークに徹する
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お花のある暮らしを、もっと楽しもう。岡山県倉敷市にあるドライフラワー専門店「土と風の植物園」さんと一緒に贈る連載。第8回目は「観葉植物」について。夏だからこそ勧めたい、観葉植物のお手入れの仕方やおすすめの品種をご紹介します。
text : ASAKO SAKURAI
夏場は植物がよく育つ季節。でもお花屋さんに行ってもあまり目当ての花がなかったり、部屋の中やベランダですぐにしおれてしまったり。そんな経験はありませんか。一方で、観葉植物は種類や場所によっては、水やりが週に1~2回で済むなど手入れが簡単で、ちょっと遠出をしなければいけないときにも安心。
そんな観葉植物は、猛暑でお家の中で過ごす時間が多くなる分、緑が目に入って癒しの効果も与えてくれるはずです。
今回は観葉植物を元気に育てるポイントや、お手入れの仕方、場所別・おすすめの観葉植物についてご紹介します。
ベランダがなかったり、窓が小さかったりと、植物を育てる際にどうしても気になる、日当たりの問題。
元々育っていた環境によって、日当たりの良い場所がよかったり、それほどでもなかったり。日光を好む植物も、暑い夏場は直射日光を嫌うものもあるなど、その好みは様々なんです。
※この記事の最後に、飾る場所別でのおすすめ観葉植物をご紹介します
日当たりと同じく大切なのが水やり。土が中までしっかりと乾いてから、鉢底からお水が出るくらいたっぷりと与えるのが基本です。
また猛暑の時期は、暑くなる前の朝9時ぐらいまで、もしくは陽が落ちる18時以降が良いです。冬は乾燥気味に育てるのが良いですね。こうして基本を抑えつつも、季節や環境に合わせて水やりの方法を変えるようにしたほうが良いでしょう。
観葉植物は、高温多湿の熱帯地方が原産地であることがほとんど。そのため、こまめに霧吹きをして湿度を保つと良いでしょう。
(1)クーラーの風が直接当たる場所はNG
夏場は鉢の位置を変えるなど、ケアをしてあげるようにしてください。
(2)室内の換気も忘れずに
植物にとって、部屋の中のこもった空気はあまり適していません。
できるだけ一日一度は空気の入れ替えを行うなど、風通しを良くする環境を作るよう、心がけたほうが良いでしょう。
特に夏場の密封された暑い部屋や、湿度の高い部屋では、葉っぱが黄色くなって病気になってしまったり、水やりをしたまま乾かず、土の上からカビやキノコが生えてくる、なんてことも……。
風通しをよくすることが、病気やカビの予防になるんですね。
それではお待ちかね、室内で育てるのにおすすめの観葉植物をご紹介します。
1. モンステラ
2. フィカス・ベンガレンシス
1. フィカス・ベンジャミン・バロック
2. リプサリス
ここからは、グッドルームならでは。「あまり植物を育てるのに適していないのでは?」と思われる場所でも観葉植物の種類によっては置けるものもあるようです。
1. バスルーム(湿度高めなスポットで)
ビカクシダ(コウモリラン)
2. キッチン(日当たりが良くないスポット)
ポトス
3. ベランダ(日差しが強い)
アイビー
アイビーは葉焼けも起こしにくいため、直射日光の当たるような場所でも育てることができます。また耐陰性が強いため、日陰でも育てることができますよ。
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さあ、ここまで読んだあなたは、さっそく観葉植物を育てたくなっているのでは?同じ種類でも、いろいろなサイズのものが売られているので、初心者の方はまず小さなサイズから始めてみることをおすすめします。
夏場は暑く元気に育つ分、水分が蒸発するスピードが速かったり、水やりの時間帯に気を遣うこともありますが、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
土と風の植物園
スワッグ・ドライフラワーのある暮らしを提案するオンラインショップ。倉敷市の中心部から少し離れた緑豊かな小さなアトリエで制作したドライフラワーを販売。厳選したドライフラワーや道具、動画を見ながら作れるスワッグ手作りキットなど、各種取り揃えています。
HP:https://tsuchikaze.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/tsuchikaze_official/?hl=ja
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。最近リノベマンションに引っ越したばかりなので、街だけでなく、室内の住環境を整えていくことにも興味津々。部屋中無印。