デザイン学入門
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いざ家具を買ってみたら、部屋に対して大きすぎた……。そんなお悩みありませんか?20㎡~30㎡のワンルームでも狭く見えない部屋をつくるための、家具の選び方まとめてみました。
text : Miha Tamura from goodroom journal(初出:2017年9月)
今の部屋は20平米ぐらいのワンルームなんですが、少しでも広く見せるためのインテリア選びのコツを教えてください!
インテリア選びのポイントは、全体のバランスをまず考えること。
それって当たり前、と思っていても、お店でつい衝動買いしてしまうことってありませんか?
自分の中で、思い描く全体像と買い物のルールを決めて、「この条件のものしか買わない」と心に誓ってからお店へ行くと安心ですよ。
少しでも広く見せるために誓うべきルールをまとめてみました。
黒や茶色っぽいインテリアは、かっこいいんですが残念ながら部屋を広く見せる効果はありません。
背の高い家具や、ベッドカバー、カーテンなど大きな面積を占める布は、白く明るい色を選んだほうがいいでしょう。
色と同じく、気をつけたいのが素材感。モダンテイストのプラスチックやスチールの素材と、ナチュラルテイストの木の素材が混ざっていると、ごちゃごちゃして見えてしまいます。メインの家具を決めたら、それに合わせてほかの家具を順番に選んでいくとよいですね。
狭い部屋では大きな家具はなるべく置かず、視線より低い高さの家具を選ぶとなお良いです。
広く見せるコツ、4つめは、玄関から窓への視線の「抜け」を作ること。
壁にぴったり家具を寄せて、なおかつその奥行きが揃っていると、まっすぐに視線が抜けて部屋が広く感じられますよ。
大きな本棚つきのパソコンデスク、引き出しのたくさんついたベッド、重たいチェストなど、必要なくなったり、次の引越しのときに処分が大変そうなものを買いたいときは、用心しましょう。ひとり暮らしの小さな部屋なら、無印良品の組み合わせができる収納など、ゆくゆくなんにでも使い回しのきくようなアイテムを細かく組み合わせるほうがおすすめです。
まず何よりも、「それって自分にとって本当に必要?」とじっくり考えることも重要ですね。
絶対必要、と思っていた棚やテーブル、なくても意外に生活できちゃうかもしれません。
こちらの記事をぜひ参考にどうぞ。
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田村美葉
田村美葉
ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。