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築50年の1DKで、無国籍のミックススタイルを楽しむ。一人暮らしのインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.322

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築50年の1DKで、無国籍のミックススタイルを楽しむ。一人暮らしのインテリア

築50年、古いアパートの1DK。古道具や、さまざまな国の異なるテイストのアイテムをうまく組み合わせて、好きなものに囲まれた素敵な空間をつくっていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

text : Miha Tamura

古道具と、好きなものに囲まれたダイニング

台湾出身のはるさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、築50年のDIY可能物件。間取りは39㎡ほどの1DKで、間にある扉をはずして広いワンルームのように使われています。

玄関を入ると、まず目に入る、ダイニングスペースの本棚。棚の中にもまわりにも、はるさんの好きなものがたくさん集められた空間です。

「近所に友達がたくさん住んでいて、一人暮らしですが友達がよく来るので、ご飯を一緒につくってここで食事をしたりしています。作家の友人がつくったものなど、気に入ったものを直感で買ったり、好きなものに囲まれた暮らしをしています」

古道具が好きで、新品を買うよりは古道具屋さんで家具を探すことが多いと、はるさん。よく行くのは、国立にあるLET’EM IN。本棚とテーブルはそこで購入されたものだそう。
椅子は茅場町の雑居ビルの中にあるお店で、とても安く購入させてもらったもの。「値段やブランドのこだわりはないんですけど、見た感じで“この子だな”と思ったら持って帰るパターンが多いですね」
インテリアの中では「照明」が大事、とはるさん。暗めにして、部屋のあちこちに置かれるようにしているそう。
棚の上に飾られたユニークで愛らしいオブジェは、陶芸教室に通い、ご自身でつくられたもの。ほかにもお友達の作品や台湾で購入したものなどが仲良く並びます。
壁にもさまざまな作品が飾られていました。○○系などは意識せず、結果的に無国籍でいろいろなテイストのものが組み合わさった空間になっているそう。

DIYで使いやすく工夫するキッチン

よく使う道具がそれぞれ手に取りやすい場所にしっかりと収まっているキッチン。
この物件の特徴で、キッチンに貼るタイルを自分で選ぶことができたそうで、古道具や木のカゴなどが映える鮮やかな緑色をチョイスされたそう。キッチンで使うもの以外にも、“みていて楽しいと思うもの”を一緒に並べていらっしゃいます。
長谷園の味噌汁鍋は、お気に入りのアイテム。丸くて可愛い形が気に入っていて、味噌汁だけではなくご飯を炊いたり、いろいろな用途につかえるそう。
作業するのにちょうどよいキッチンカウンターはご自身でつくられたもの。
果物や野菜などは、さまざまな形のカゴに収納されていました。
お気に入りの器は食器棚の中だけでは収まり切らず、りんご箱も活用。
食器棚の上のスペースも楽しく飾られています。

窓辺にリラックススペースを設けたベッドルーム

マットレスは、台湾ブランドの「Sleepy Tofu」のもの。セミダブルサイズなので、圧迫感を感じさせないよう高さの低い木製パレットの上に載せていらっしゃいます。アッシュベージュの壁紙も、入居の際に選ぶことができたそう。
ベランダの近くには、ソファやチェアを並べたお気に入りのリラックススペースをつくられていました。「外が眺められるし風も感じられるので、よくここで本を読んだりしています」
照明はLET’EM INで購入。竹の素材が好きで、よく買ってしまうそう。
収納はあまり得意じゃないんです、とはるさん。カゴを使うと雰囲気よくまとまるため、いつのまにかカゴがいっぱい増えていっているそう。

新しい物件よりも古い物件のほうが、自分で手を加えることができて、好きです、と教えてくれたはるさん。築50年の古いアパートを、さまざまな国のテイストが異なるアイテムで彩った、素敵なお部屋でした。

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田村美葉

田村美葉

goodroom journal 編集長です。千葉の団地に住んでいます。これまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら

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