TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
経年変化が感じられる薬缶や土鍋。そして旬の食材を活用した保存食をたっぷり詰められる、便利な瓶。見た目の美しさだけでなく、使い勝手や長く愛用できる点などを考慮し選ばれたキッチン道具を、3つ教えてもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
ご家族で3LDKの間取りのお部屋で暮らしていらっしゃる、qillillyさん。
そんなqillillyさんに、暮らしに取り入れて良かったアイテムを3つ教えてもらいました。
まず初めに紹介していただいたのは、東屋の薬缶です。
「経年変化を楽しむことができるところが魅力です。コンロの上に出しっ放しになっていても、美しい佇まいには何年経っても惚れ惚れします。
また取っ手やつまみの締め直し、内面のめっきの再生等、長く使っていけるよう修理をしてもらえるところも安心です」
「東屋の銅の薬缶は、いつか自分の台所に迎えたいと願う、憧れの薬缶でした。新しく道具を迎えるときに考えることは、長く愛用していけるかどうか、ということです。
銅の薬缶は長く愛用すればするほど、飴色が深くなり、どんどん風合いを増していきます。家を建てた際、新しい台所と共に薬缶を育てていきたい、と思い切って購入しました」
「道具を愛でる喜びを知りました。使い捨てのものや、その場しのぎの道具選びでは得られない価値観を得ることができたように思います」
続いては、伊賀の荒土で作られた肉厚な土鍋です。
「蓄熱性に優れているので、沸騰した後も予熱でじっくり素材に味が染みていきます。作った料理の味が、まろやかになるような気がしますね。
みそ汁だけでなく、煮物や煮込みにも活用できる万能土鍋。毎日使っています」
「長谷園の土鍋は、炊飯用に『かまどさん』を長年愛用していました。重たくて手入れが大変なイメージがある土鍋ですが、慣れてしまえばその魅力の虜です。
みそ汁鍋は、長谷園さんの広報誌を見ているときに見つけました。美味しそうなおみそ汁が作られている写真に一目惚れしたんです。
調べてみたら、炒め物もできることが分かり、日ごろ作っているあれもこれもこの土鍋で作ったら、もっと美味しくなりそう!と購入を決めました」
「お鍋が違うだけでこんなにも美味しくなるとは、私も家族も驚きの毎日です。予熱を活用できるので、ガス代の節約にも一役買っているような気もします。
カレーやシチュー、ジャムなどもこのみそ汁鍋を使って作っているんですよ」
最後は果実酒やジャムなどを作った時に活躍する、密封瓶。
「気に入っているポイントは、シンプルな作りで、分解して手入れがしやすいところ。
また蓋のサイズが統一されていたり、持ち手が付いているので、重たい保存食も移動しやすいところもいいですね」
「季節の手仕事を本格的に始めようとしたときに、保存瓶も新調したいと思い、シンプルでサイズ展開のある保存瓶を探して見つけました。
果実酒やシロップは重たいので、持ち手が付いている保存瓶は珍しく、重宝しています。保存食は、容器の消毒が大事なので、パーツが分解できるところも安心です。
初めは2Lのものを数個、いまでは2Lと4Lを用途によって使い分けています」
「季節の果実を使った手仕事は、出来上がりを待つ時間も醍醐味の一つです。セラーメイトの保存瓶のなかでキラキラと溶けだす砂糖を眺めていると、とても穏やかな心持ちになれます。
オープン収納が多い我が家では、保存瓶もインテリアの一部。季節の彩りを瓶に詰めて、目でも楽しんでいます」
※価格は紹介者さんが購入時のものです。
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ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。
五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。
「ふつう」なのに、どこにもない。
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櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら