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和室と洋室で過ごし方を変える。1LDK・35㎡の一人暮らしインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.297

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和室と洋室で過ごし方を変える。1LDK・35㎡の一人暮らしインテリア

自身の暮らしを考える中で、それまでとは異なる環境を求めて現在の住まいを決めたRIKOさん。歴史を感じる住まいの意匠を楽しみつつ、心地よい暮らしを大切してつくられているお部屋についてお話を伺っていきます。

text & photo : Tsubottle

歴史を感じる住まいの特徴を楽しむ

都内のワンルームから、広く、落ち着いて暮らせる環境を求めて住まい探しをはじめたRIKOさん。出会ったのはデザインはもちろん、好条件の揃ったお部屋。
「不動産サイトで定期的に物件を調べていた中で、お部屋のデザインの可愛さに惹かれたのがきっかけでした。駅から徒歩30分かかったり、バス停も近くにはなかったりと不便な部分もありましたが、それ以上に日当たりの良さや和室があること、台所に窓があることなど好条件に惹かれて決めました。」

内見の時から住まいの中で最も気に入っていると話すのが、キッチンとリビングの間のアール開口。
「徒歩30分の悪条件を飲み込んででも住みたい!と思ったきっかけが、台所と部屋との境目にある丸みを帯びたフレームでした。丸すぎず、それでいて柔らかさを感じるところが気に入っています。
「和室も今回の住まいが一人暮らしでは初めてだったのですが、引越したばかりの頃は、い草の香りでしばらく楽しんでいました。古さが懐かしさを感じられるポイントでもあり、心落ち着く好きな部分になっていますね。」

季節や天気で過ごし方を変える和室とリビング

RIKOさんの暮らしは気候に合わせて心地よく過ごせるよう変化を付けられています。
特に日当たりのよい窓側の和室とリビングが変化をつけるスペースになっています。

暖かい季節や天気の良い日中は、畳の上で横になるだけでも気持ちが良いのだそう。作業できるようにデスクも置いてありますが、使用頻度は高くなく、ベッドを背もたれに本を読んで過ごされています。
「和室は、収納もたくさんできてお気に入り。安土草多さんのペンダントライトもお部屋の雰囲気にあっていて好きです。」
「畳を黄色っぽい色味にしたいので、頻繁に模様替えをして綺麗に色落ちできるようにしています。」
寒い季節や日が落ちた後はリビングが中心。ゆったりと寛げるソファで、旅先や蚤の市で集めたお気に入りの籠や器など好きなものを眺めて楽しめる空間になっていました。 「古いものや、ストーリーのあるものに心惹かれます。どれも思い入れがあるので、どこで買ったかなども覚えているものが多いです。籠や器は用途も幅広く使えるのが良いですね。」
お部屋毎に、過ごし方やディスプレイするものも考えることで、どんな時でも楽しめるお部屋になっていました。

ずっと居たくなる台所をつくる

RIKOさんがお部屋を決めたポイントの1つでもあった、明るい台所はお気に入りのスペースの1つ。より良くなった環境のおかげもあり、過ごし方も変わったのだそう。

「前の家が1口IHで作業台や収納がほぼなかったため、広く、明るい台所はとても気に入っています。シンクが大きくて、収納がたくさんあり、タイル貼りといった”THE台所”っぽいことが理想だったのですが、まさにその通りで料理をしなくても、食事や休憩で台所にいることが多くなりました。」
玄関の靴箱だけだった、台所との仕切りは棚や無印良品のステンレスユニットシェルフを加えることで明確にスペースを分け、収納力もアップ。
台所奥の空いたスペースには、お気に入りのスツールを置き、より愛着の湧く空間が完成していました。
キッチンで使うものにも思い入れのあるものが取り入れられています。 「砥部焼の窯元、中田窯の食器を少しずつ買い足して使っています。特徴的な柄や鮮やかな色合いが好みです。」
「消耗品になるようなものも暮らしの中で可能な限り循環させたいと思っています。使い終わったビンなどもすぐに捨てるのではなく、調味料を入れたり、カトラリー入れにしたり、再利用しています。」

RIKOさんの嗜好と思考が表れた台所だからこそ、日々の生活の中でほっと身を委ねたくなるような空間になっているのだと感じられました。

これからの暮らしに向けては家具の充実から、お部屋の景色や過ごし方の幅も広げていきたいということで、まだまだお部屋への愛着やストーリーは増えていきそうですね。

RIKOさん(@okiratimot)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/okiratimot/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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