築50年の団地で広々と。レジャー好きにはたまらない!千葉・URさつきが丘の住み心地って?
JR総武線・稲毛駅や、新検見川駅が最寄りのURさつきが丘団地。のどかなエリアで子育てしたいと考える方はもちろん、賃料を抑えて広々とした部屋に住みたい方、車を活用してレジャーやアウトドアで余暇を楽しみたい方にもおすすめの物件です。…
暮らす方の個性に合わせて、バラエティあふれる住まいのカタチを提案し続けるUR賃貸住宅。これまでgoodroom journal内ではURのさまざまな物件や取り組みを紹介してきましたが、今回また新たな形態の賃貸住宅が誕生するとあって、その概要を取材してきました!
text : Asako Sakurai / photo : Takuya Kanai / 提供 : UR賃貸住宅
都心から郊外まで、さまざまな場所で新たな暮らしのカタチを提供し続けているUR賃貸住宅。今回新たな住まい方を提案するプロジェクトが発足したとのこと。その舞台となったのは、茨城県取手市にある「UR取手井野団地」です。
提案する物件は、その名も「サービスフィールド付住宅」。団地内の4階の居住スペース(3Kまたは3DK)と、スケルトン状態になった5階の一部屋をまとめて借りることができる、という住宅です。
5階は自由度が高い使い方ができます。例えばアーティストの方が自身のもの作りをするためのアトリエとして利用できたり、ファミリーで住まわれる方が広々としたキッズスペースとして利用できたり。
お部屋の間取りにはいくつかのタイプがありますが、そのひとつを内覧してきました。
※モデルルームのご見学や空室状況については、UR賃貸ショップ取手駅前にお問い合わせください。
自分だったらどんな使い方をするだろう?と、考えるだけでワクワクしてきませんか。
そこでモニター居住をされている方に、実際にどんな使い方をされているのかをお聞きしてみました。
※モデルルームのご見学や空室状況については、UR賃貸ショップ取手駅前にお問い合わせください。
今回モニター居住の募集に手を挙げてくださったのは、20代のHさん。HさんはUR取手井野団地から車で10分ほどの場所にキャンパスがある、東京藝術大学の卒業生です。
普段はフリーランスで映像の編集や、デザインの仕事をされているHさん。プライベートでも動画を撮影することもあり、この部屋で暮らしてからは、生活をしながら感性が刺激されることも増えたといいます。
「『この広い空間をどうやって使おうか?』と、日々考えながら過ごしています。
あまり全てをカチッと決めつけすぎず、住みながら家具の配置や、必要なものを少しずつ揃えていく。そんな余白のある暮らしかたを楽しんでいます」
また普段はご友人が来ることも多いのだという、Hさん。
「4階の居住スペースも間取りが3Kなので、正直一人暮らしの自分は持て余してしまっているくらい。だから友人が遊びに来てそのまま泊っていくことも多いです。
取手駅からバスで6分ほど、徒歩でも20分程度なので、人を誘いやすいのも魅力ですね」
大学を卒業してからは、みんながゆるく集まれるたまり場のような場所がなくなってしまって寂しいと話すHさん。今後はHさんが暮らすこの場所を、いつでもみんなと集える、居場所のような空間にしていきたいと話します。
さて、Hさんはこのような居住形態をどんな人におすすめできそうでしょうか。
「生活と創造が混ざりあうような暮らしをしたい人、ですね。
こうした創造を掻き立てるような空間が、生活スペースのすぐ上にあるので、起きてすぐ活動できたり、疲れたらすぐに休めたりと、シームレスに繋がることを楽しめる人が良いのではないでしょうか」
では団地ならではの魅力は、どんなところにあると思われますか。
「UR取手井野団地では、階段の幅が狭かったり、エレベーターがなかったり、部屋のなかの設備がやや古かったりと、一般的にネガティブな印象のものが多く残っていますが、生活していてそこまで不便を感じることはありませんでした」
「むしろ夜は静かだからぐっすり寝られるし、階段の上り下りもするうちに筋力がついたのか、この部屋に越してきてから、とても健康的になった気がするんですよね(笑)。
さらに敷地内で人とすれ違えば、挨拶をすることも多いです。人と人の距離が近いんでしょうね。生活している人の温度が感じられる暮らしというのは、地方で育ってきた自分の感覚に近くて、とても住みやすく感じます」
※モデルルームのご見学や空室状況については、UR賃貸ショップ取手駅前にお問い合わせください。
そんな「いこいーの+Tappino」で、ボランティアスタッフとして働いているのは、UR取手井野団地内で家族3人で暮らしているTさん。
Tさんは幼いころからUR取手井野団地で暮らしており、デザイン事務所への勤務を機に上京して一人暮らし。一度は離れたものの、妊娠・出産を機に実家のあるこの団地に戻ってこられたのだそう。
子育て世帯に魅力的なポイントについて聞いてみました。
「私が住んでいる部屋は、3DKの間取りのお部屋。ふすまを全部外して開放的に、家族の顔が常に見えるような暮らしをしています。一人子どもがいますが、持て余しているくらいの広さです。
これから第二子が生まれる予定ですが、4人暮らしでも十分かなと思っています」
「里帰り出産を機に取手に帰ってきたときに『やっぱりここで子育てがしたい』と改めて強く感じました。
その理由は多分、この団地が人の気配がする場所だから」
「またいこいーののようなスペースがあることで、いつでも誰かと会話することもできます。ここに来たら子育ての悩みについて話せる人がいることが励みになるし、いろんなタイプの大人がいて、面白いんです。
自分の子供にも、関わるコミュニティは一つじゃなくていいし、将来はいろんな道があるんだよということを伝えていけるような子育てがしたいですね」
「今は賃料をグンと抑えて、東京にいたころよりもずっと広い部屋に住めています。
賃料を抑えられている分、子供の将来に半分、取手井野団地でパン屋さんを営むという私たち夫婦の夢を叶えるために半分と、お金を使っていきたいですね」
最後に、暮らす上で肝心のアクセスについて。
UR取手井野団地の最寄り駅は、JR常磐線が走る取手駅。取手駅は上野方面行きの始発駅となっているため、朝のラッシュ時は座って通勤することができ、上野駅まで直通で約45分、東京駅まで約49分という便利なアクセスが特徴です。
また茨城県にある取手駅ですが、千葉県の柏駅まではJR常磐線快速を利用して約8分という距離。柏駅はハンズや無印良品などが入る「高島屋ステーションモール」があり、休日のショッピングは都心まで行かずとも楽しむことができます。
*
人と人が関わりながら暮らすという、団地の良さを存分に感じられる環境で、新たな住まいかたの提案をしている、UR取手井野団地。
普通の賃貸住宅にはどこか物足りなさを感じている方に、きっとぴったりの物件です。
さあ、あなたならここで物件をどう使い、どう暮らしたいですか。
※モデルルームのご見学や空室状況については、UR賃貸ショップ取手駅前にお問い合わせください。
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら