single.php

心落ち着く和室を楽しむ。新しさと懐かしさが心地よい2K・28㎡の一人暮らしインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.292

シェア
心落ち着く和室を楽しむ。新しさと懐かしさが心地よい2K・28㎡の一人暮らしインテリア

今住んでいるお部屋とは、また違う環境に住みたいと住まい探しをはじめた初音さん。和室を有効活用して、新しさと懐かしさを織り交ぜたお部屋についてお話を伺っていきます。

text & photo : Tsubottle

和室を活用した心落ち着く空間づくり

初音さんのお部屋探しは暮らしたいお部屋のイメージからはじまっていました。

「それまで住んでいた部屋はデザイナーズのコンクリート物件でしたが、土地柄もあってか冷たい印象のお部屋であまり気に入らず、1年ほどで引っ越すことに決めました。
今回のお部屋は、温かみのある空間に住みたいと、実家にもあった和室有りの住まいを探す中で出会ったものです。内見時の印象は、落ち着く空間で陽の光が差し込む様子がかっこいいなと感じ即決でした。」

お部屋選びのポイントだった和室は、生活する上でも滞在時間の長い、住まいの中心になっています。
「日当たりの良い畳で本を読んだり、ゴロゴロしたり、和室の空間がとても落ち着きます。趣味で茶道を習っていてお茶も点てるので畳はピッタリですね。SNSでお部屋を見てくださる方もこの空間を気に入っていただいてるようで、仏間と合わせて我が家の顔のような空間になっています。」
部屋間の仕切りとなる襖を外して隠すのではなく、壁紙も使ってディスプレイとして成り立たせているところにも良い味が出ていますね。
また、生活する中で、使い方が増えてきたと話されていたのが仏間。手を加えながらディスプレイスペースとしても楽しまれています。 「掛け軸代わりにポスターを貼ったり、お花を飾ったり、使い道がたくさんあって楽しいです。奥行きを出すために、緑色の壁紙を貼ったことで、よりお気に入りの場所になりました。」
仏間の中には、初音さんがお家でも、イベントでも使われているという茶道具がありました。特にお気に入りは日ノ出化学製作所のガラスポット。
「直火OKのガラスポットを探していて、この子に決めました。社会人1年目を頑張った自分へのご褒美で買ったものです。コロンとしたフォルムが好きで、お茶を点てる時に使っています。使っている中で、ヒビが入ってしまったのですが、金継ぎをして大切に使っています。

住まい選びのポイントだった和室を、自身の好きな時間を楽しむべく、自ら手を加え、より自分らしい空間へと仕上げられている姿が印象的でした。

新しさと懐かしさを掛け合わせる

お茶を点てたり、文章を書いたりと日本の文化や言葉が好きだという初音さん。
お住まいにもそうした思想を反映させたいのだそう。
「新しさの中に、懐かしさを感じる要素も含ませて、和洋折衷を取り入れたお部屋づくりを意識しています。」

前回の和室と対照的な洋室は、和室との区切りになる襖をとって境目がないようにされたり、洋室に和紙を使った照明を取り入れたりと和と洋のバランスを考えながら整えられている様子が各所に表れていました。
またその両方の空間で使われているというのがパントンチェア。SNSに載せられている写真の中でも印象的なインテリアになっています。
「和室にあって違和感があるものが良いなと考える中で、原色の何かを置きたいと思い購入しました。形自体も好きですし、座り心地もいいです。お部屋を見てくださっている方からの反響もあり、我が家のアイコンになってくれていると思います。」
洋室でもう1つ、思い入れのあるインテリアとしてお話されていたのが、身支度に必須のラウンドミラー。
「就職で東京へ出る前に、良い家具は買っておこうと福岡のインテリアショップで購入しました。1万円ほどで購入できて、東京ではありえない価格だと思います。珍しい形で他のショップでもなかなか見ないので、今でもとてもお気に入りです。」

ご自身でテーマを持ってお部屋づくりをされている初音さんですが、気になるところには手を加えながら、お部屋をもっと楽しめたらと考えています。
「飽き性なので常に変化を付けながら過ごしていけたらと思います。和室にはもっとアートを加え、照明なども好みのものがあれば取り入れていきたいです。また次のお部屋も考えていきたくて、どんな空間が良いかと想像を膨らませています。」

心落ち着く空間を大切に、変化を付けながら楽しまれている初音さん。
その関心や空間に合わせて今のお部屋がどう変わっていくのか、また次なるお部屋はどんな空間になるのか。またぜひ伺ってみたいお部屋でした。

初音さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/____o82__/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

シェア
心落ち着く和室を楽しむ。新しさと懐かしさが心地よい2K・28㎡の一人暮らしインテリア
この記事を気に入ったら
いいね!しよう
twitterで購読

関連記事

UR賃貸住宅 暮らし心地レポート[PR] Vol.20

憧れだったMUJI×URのリノベーション団地で一人暮らし。心地よく暮らす、1LDKインテリア

ゆったりした環境で、窓から緑が見えるところが気に入った、MUJI × UR 団地リノベーションプロジェクトのお部屋。団地ならではのレトロさを活かして、古くてかわいいものを取り入れながら心地よい空間をつくっていらっしゃる、一人暮らしの1LDKを拝見しました。…

spacegray
main_copy
sub_copy
goodroom