TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
一人暮らしを始めたい!と思っているけれど、部屋を借りるときに必要な初期費用を調べてみたら、ちょっと用意できなさそう……貯金がなくても、一人暮らしを始める方法ってあるの?今すぐにお金がなくても部屋を借りるための選択肢や、引越し費用・生活費を抑えるための方法をまとめました。
text : Miha Tamura
一般的に、部屋を借りる際の初期費用は「家賃の5〜6ヶ月分」といわれています。
一般的な引越しの初期費用の内訳:
・敷金 1ヶ月分
・礼金 1ヶ月分
・仲介手数料 1.1ヶ月分
・家賃 1ヶ月分 + 初月の日割り家賃
・鍵交換費用 約2万円
・火災保険 約2万円
・保証会社初期費用 0.5ヶ月分
このうち、敷金は退去の時に必ず必要になるお金。仲介手数料の割引を狙うと、選べる物件が限られることが多く、なかなか難しいです。
初期費用を安く抑えたいなら、「礼金ゼロ」もしくは、「フリーレントつき」のお部屋を狙うのがおすすめです。
礼金はオーナーさんにお礼として払うお金。フリーレントとは、1ヶ月や2ヶ月など決められた期間の家賃が無料になること。「礼金ゼロ」や「フリーレントつき」のキャンペーンを行っているお部屋であれば、大きなリスクなしに初期費用を1ヶ月〜2ヶ月程度、安く抑えることが可能です。
初期費用として支払う前家賃は、家賃の1ヶ月分。プラスして、「入居初月の日割り家賃」が必要になります。そのため、月末付近に入居すれば「日割り家賃」の分を少なくすることができます。
たとえば、家賃6万円のお部屋に11月11日に入居する場合は
12月分(6万円)+11月分(4万円)=10万円
月末の11月30日に入居する場合なら
12月分(6万円)+11月分(2,000円)=6.2万円
ただし、不動産会社によってルールは異なりますので、確認するとよいでしょう。
短期の滞在が前提のマンスリーマンションの場合、敷金・礼金や仲介手数料などがなく、家賃+水道光熱費+退去後の清掃費のみで入居できることが多いです。家具・家電つきであれば、自分で用意する費用も抑えることができます。
家賃は一般的な賃貸よりも高いことがほとんどですが、まとまったお金がなくすぐに入居したい、とりあえず一人暮らしを試してみたい、という場合には適しています。
シェアハウスの場合もマンスリーマンションと同様に、敷金・礼金や仲介手数料などがなく、前家賃+保証金のみで入居できます。また、鍵交換費用や火災保険料も必要なく、家具・家電つきのところも多いので、初期費用を大きく抑えることが可能です。
個室、ドミトリーなどタイプもさまざま、共用部の施設の充実度もさまざまなので、自分の予算に合ったお部屋を選びましょう。
今すぐに一人暮らしを始めたいなら、ゲストハウスやホテルを選ぶことも可能。ただし、長期間の滞在となると、費用は一般的な賃貸やシェアハウスよりも高くなるため、安く抑えたいならドミトリーなどを選ぶ必要があります。また、長期滞在者向けのプランを用意しているところもあります。
「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。
敷金・礼金などの初期費用はなく、家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能です。
毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?
初めての一人暮らしで引越しにかかる初期費用を抑えるには、とにかく「荷物の量を少なくする」ことが大切です。
少ない荷物であれば、引越しトラックを使わなくても、自分で運ぶ、宅配便で運ぶなどの方法が選べます。
最低限、暮らしをスタートするにあたって必要なもの:
・寝具
・照明
・着替えやタオル
・トイレットペーパーやバスアメニティ
・掃除道具
そのほかの家具や家電は、ある程度生活に慣れてきてから自分の暮らしにとって必要なものを選び、購入していくようにしましょう。
一人暮らし用の冷蔵庫や洗濯機などは、ライフスタイルが変わるタイミングで不要になることも多く、中古でも質の良いものが多くでまわっています。
リサイクルショップやメルカリで探したり、あるいは不要になる人が身近にいないか聞いてみることで、安く手に入れることができます。
生活費を抑えるには、まずは毎月必ずかかる「固定費」から見直しましょう。あまり使っていない不要なサブスクを解約したり、携帯料金のプランを変えてみるなど。まずは家計簿アプリなどで毎月かかっているお金を把握し、必要に応じて減らしていくことが大切です。
生活費を抑えるもうひとつの方法は、「習慣にしていること」を見直すこと。例えば、カフェに寄ってテイクアウトコーヒーを買う、コンビニでペットボトルのお茶を買うなどの小さな習慣でも、毎日続けていると大きな出費になります。水筒を持ち歩くようにするなど、できることから始めてみましょう。
最初から全て自炊で用意するのは難しくても、ご飯を炊く、麺を茹でるなど、「簡単なところだけ」を自炊にしてみましょう。まずはご飯やパスタを用意してレトルトのカレーやパスタソースを利用する、おかずはスーパーの惣菜や冷凍食品を買ってくるなどでも、毎回外食をするよりは大きく食費の節約につながります。
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TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。
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田村美葉
田村美葉
goodroom journal 編集長です。千葉の団地に住んでいます。これまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら