変形できる花器。 DULTONの「LINK TUBE VASE」
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石村由起子さん
イッタラ ティーマ0.3Lマグ
−では早速ですが、愛用の品を教えてください。
ここずっと使っている商品ということで、イッタラのTEEMAのマグカップを紹介したいです。
お店でも使っていてここ20年くらいは使っていますね。
−このマグカップのどういったところが気に入られているのですか?
これほど飽きない商品も珍しいというほど、変わらない良さがあります。色は黒とかもありますが、
シンプルな白を使っています。
—シンプルなマグカップで白色というといろいろあると思いますが、なぜこのイッタラのTEEMAなのでしょうか?
なんか、王者といった感じがして、変わらないスタイル、美しいフォルム、別の言い方をすれば「用」と「美」が備わっているというのですかね。
—美しさというのはわかりますが、どういったところが「用」が備わっていると感じますか?
持ちやすい、そして入る量も適量であること、そしてお値段も安くは無いかもしれないけど、高くもないお手頃感というのが気に入っています。
−お店でも使われるということですが、どんな使い方をしていますか?
ここ秋篠の森では、2部屋だけの宿もあるのですが、そこで出す朝食にはマグカップを、ウエディングも行うのですがそちらではカップ&ソーサーのタイプを使ったりしています。どんな場面にでも使えるのはいいですね。
−東京に来られた時はどういったお店に行かれますか?
カフェとか、インテリアショップとか行っているように思われるのですが、実はほとんど東京にいっても行かないんです。いろんな物がどこにでもあるように思えてしまって。ちょっと意外に思えるかもしれないのですが、代官山のTSUTAYAには東京に行ったときはよく行きます。
−代官山の蔦屋にはどんなタイミングで行くのですか?
せっかく東京に来たときは、早起きしてしまうので、そうすると朝7時からやっているTSUTAYAとスタバでコーヒー飲みながら本探したり、昼も仕事で2Fのサロンで打ち合わせをしたり、 敷地内にあるIVY PLACEではしっかり食事がとれるので食事をとったり、包容力があると言うのですかね?住んでいる人も、旅の人も、いろんな使い方ができるのが良くて、東京に行く時にはよく利用します。
【編集後記】
いつもお忙しく、そして楽しそうにお仕事をされている石村さん。本当に忙しいようで、相当先まで予定をいっぱいにされていらっしゃいます。それでも、仕事をしている時間も楽しいと仰っていたのは印象的でした。
自分の仕事場・事務所というのは持たず、お店の隅で仕事をしながら日々スタッフとコミュニケーションを取られているとのことです。今でもメニュー換えのタイミングではエプロンをして現場に立ってチェックする姿勢など、大変勉強になりました。
私が大阪で勤務していた時から、いろいろアドバイスを頂いていて厳しいお話も頂きますが、それを糧にグッドルームをさらに多くの方にご利用いただけるよう、私自身も頑張って行きたいという思いを強くしました。
東京の方にはなじみが少ないかもしれないですが、「くるみの木」はいままで私がいったお店の中でもとても印象が残るお店で是非、関西に行かれる際には行ってみて下さい。
石村 由起子
Yukiko Ishimura
【くるみの木】
高松市出身。
2004年にはホテルやレストランを備えた「秋篠の森」(奈良市中山町)をオープン。
奈良の風景や祭りを紹介するガイド本「奈良のたからもの」(集英社be文庫)、
店を作り上げた過程や思いをつづった「私は夢中で夢をみた」(文藝春秋)など著書も多数。