TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
水滴が垂れないジャグ、佇まいが美しいバターディッシュ、そして食事をより豊かなものにしてくれる器。デザイン性が良く機能的な、3つのアイテムを教えてもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
2LDKのお部屋で家族3人で暮らしていらっしゃる、ogawa hinakoさん。
そんなogawa hinakoさんに、生活に取り入れて良かったものを3つ教えてもらいました。
まず初めに紹介してくださったのは、世界中で愛用されているSteltonのベストセラー商品である、バキュームジャグと、ウォータージャグです。
「Steltonのジャグは色と形が美しく、テーブルに出しっぱなしでも気持ちが良いところが気に入っています。
ウォータージャグは、Britaの浄水フィルターが使えて機能的。バキュームジャグは、中が保温と保冷性が高い魔法瓶になっているので、冷茶を入れておけば、出しっぱなしで、いつでも冷たいまま飲めて快適です」
「かさ張るペットボトルのゴミを減らせないかと考えていたとき、Britaの浄水器を思い出しました。このウォータージャグは、クラシックなSteltonのデザインで、機能的なBritaの浄水フィルターを使えるという組み合わせが最高です。
もう一つのバキュームジャグは、ヴィンテージのテーブルを購入したことがきっかけで購入。冷えたものを入れても結露しないジャグを探して、結局Steltonにたどり着きました。
この二つのジャグを使うようになってから、水もお茶も買わなくなり、ゴミがだいぶ減りました。
それだけでなく、ペットボトルの結露でテーブルが水浸しになる心配もなくなったので、手に届くところに飲み物が欲しい夫と、テーブルにシミを作りたくない私の間の攻防戦にも、終止符が打たれました」
続いては樹齢100年を超えるホワイトオークでつくられた、SHIMSのバターディッシュです。
「このバターディッシュは母からプレゼントされたものなのですが、使ってみたら本当に便利で、今ではもう手放せません」
「木工家の清水久勝さんが作る、SHIMSのバターディッシュは本当に優れもので、冷蔵庫に入れておいてもバターがカチコチにならないし、お手入れは、使い切ったバターの残った油分を刷り込むだけ、という手軽さも気に入っています。
ホワイトオークの樽材でできた木目は、気取りすぎない柔らかな雰囲気で、洋食器にも和食器にも馴染みます」
「バターを使うことに、腰が重くなりがちでした。銀紙は綺麗に剥けないし、手はベタベタになるし。気がついたら紙に穴があいていて、酸化大歓迎な状態になっていたり(笑)。バターがべっとり付いたナイフを洗うのも少し面倒です。
でもこのバターディッシュを使うようになってから、バターを取り巻く小さな不便がなくなり、気軽に料理に使えるようになりました。今では一人前のスクランブルエッグだって、軽やかにバターを使います。口福度(と、ついでにカロリーも)アップ!
いいんだか、悪いんだかですが、悔いはありません」
最後は器好きのogawa hinakoさんが本当におすすめしたいという、食器。
「阿久津忠雄さん、雅土さんは、親子で作陶されている、益子の陶芸家です。お父さんの忠雄さんは、深い藍色の瑠璃釉の器を作られていて、息子の雅土さんは薄い水色の呉須や、濃い茶色の飴釉の器を作られています。
7、8年前に出会ってから買い足し続け、6枚ほどお二人の器を持ち合わせています。どれもスタメンです。形と色が絶妙で、骨董の染付から、ittalaまで、合わせる器を選ばないところが気に入っています」
「7、8年前にワイナリー巡りで山梨を旅行していた際、たまたま立ち寄った雑貨屋さんで、お二人の器に出会いました。
思えば、大量生産ではない、いわゆる”作家もの”の器を買ったのは、この時が初めてだったと思います。
その後、食器集めに精が入り、今では色んな作家や骨董の器が食器棚に並んでいますが、阿久津さんの器は変わらず一軍選手です」
「阿久津さんの作品をきっかけに器を集めるようになってから、食卓をコーディネートする楽しみが増えました。
レストランのような芸術的な盛り付けは毎日できなくても、器の組合せを工夫すれば、日常の素朴な献立も格好よく見えたりするものです。
メインの大皿を決めてから、それを中心に合わせる器を考えることが多いのですが、どんな大皿を使っても、もっぱら取り皿は雅土さんのソーサーを使ってしまいます」
※価格は紹介者さんが購入時のものです。
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賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。
ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。
五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。
「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら