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ワンルームってどんな間取り?特徴と、レイアウトのパターンまとめ

初めての一人暮らし Vol.32

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ワンルームってどんな間取り?特徴と、レイアウトのパターンまとめ

学生や新社会人などで初めて一人暮らしをする方に人気の「ワンルーム」の間取り。ワンルームの間取りの特徴やメリットデメリットとは。また1Kとの違いや、ワンルームの家具配置、レイアウトの実例をまとめました。

text : ASAKO SAKURAI

ワンルームとはどんな間取り?

1R(ワンルーム)とは、キッチンと部屋の間に仕切りがなく、一体となった間取りのことをいいます。広さは20㎡~25㎡が主流で、社会人や学生のひとり暮らしに人気のコンパクトな間取りとなっています。

21.3㎡の一般的なワンルームの間取り。キッチン込で、6.4畳の居室スペースとなる。

メリットは居室が一体となっているため、部屋の掃除がしやすかったり、エアコンの風が部屋全体に行きわたりやすいことなどが挙げられます。また仕切りがないため開放感を感じられる間取りも多いです。

一方でデメリットは、キッチンと居室が一体化しているため居室に料理のにおいが充満しやすいこと、玄関から部屋が丸見えになっている間取りが多いので、気になる方はのれんやカーテンで目隠しをするなど気をつけるようにしましょう。

ワンルームと1Kの違い

ワンルームとよく似た間取りに「1K」があります。

1Kは「K(キッチン)+1部屋」のことで、4.5畳未満のキッチンは「K」と表記されます。(4.5畳以上のキッチンは「1DK」もしくは「1LDK」という表記になります)

一般的な24.56㎡の、1Kの間取り。居室とキッチンの間に仕切りがあることが特徴。

1Kはキッチン部屋の間に仕切り(扉・引き戸など)があり、キッチンと居室部分を完全に分けて使うことができる間取りです。

メリットは料理のにおいが、居室に広がらないこと。来客時に部屋の中まで見られないことなどが挙げられます。

一方でデメリットは、家賃がワンルームより比較的割高であること。仕切りがある分、やや圧迫感を感じてしまうことも挙げられるでしょう。

どちらのメリット、デメリットも理解したうえで、ライフスタイルに合った間取りを選ぶと良いですね。

ワンルームのレイアウトパターンまとめ

【18㎡】コンパクトな広さながら、大胆にダブルベッドを配置したレイアウト

18㎡のワンルームで暮らす方のお部屋。コンパクトなサイズ感ですが大胆にダブルベッドを配置。部屋のくぼみに合ったサイズを選んでいるので圧迫感はそこまでありません。またベッド下にかなりの収納力があるので、衣類はそこにしまうなど、工夫をされています。
キッチンと部屋が一体になっています。そのため間仕切り代わりに、ヴィンテージのウッドボックスを置くなどしています。収納場所兼作業台にしているようです。(※写真のお部屋はこちら

【25㎡】無印良品のユニットシェルフを仕切り代わりにレイアウト

グレーのアクセントクロスがかわいいお部屋は、約8.8畳。一人暮らしにぴったりの大きさです。うまく収まるサイズを選ばれたというベッドとソファ。壁にぴったりと付けるように配置しているので、真ん中に空間ができ、圧迫感を感じずにレイアウトされています。
キッチンとお部屋との間には無印良品のユニットシェルフをおいて、軽く仕切り代わりに。背板がないタイプのシェルフなので、こちらも圧迫感を感じません。(※写真のお部はこちら

【26㎡】キッチンとの間にパーテーションを立て、ゆるやかに仕切ったワンルーム

8畳ほどの広さのワンルーム。キッチンと居室スペースの間に、LOWYAで購入されたパーテーションを立て、キッチンが丸見えにならないように工夫されています。
またベッドはあえて置かず、寝るときは折りたたみマットレスを使用しているのだそう。その分部屋を広く使うことができているんですね。(※写真のお部はこちら

【26㎡】キッチン横にダイニングテーブルを配置するレイアウト

9畳ワンルームのお部屋。キッチンから居室が縦に連なっている間取りです。ダイニングテーブルをキッチン横、すぐの場所に配置しているため、食事を運ぶ際も便利。あえてリラックスできるスペースを設けるために、ワークテーブルとは別にダイニングテーブルを置くことにしたのだそう。
無垢フローリングと、白で統一された内装。部屋の真ん中にスッキリと動線を確保することで、とても広く見えますね。(※写真のお部屋はこちら

【31㎡】欲しいものをギュッと詰め込んでゾーニング。広々ワンルーム

31㎡の広々ワンルーム。ダイニングテーブルを中央に置き、お部屋全体を見渡すようにしたり、パーソナルチェアやソファを置いてコーナー部分はリラックススペースに。くつろげるスペースがいっぱいあります。
仕切りを立てるのではなく、家具でゾーニング。それぞれのスペースに役割を持たせて居心地の良いお部屋作りをされていました。部屋数が多いこともいいけれど、こうした開放感のあるワンルームでの暮らしも良さそうです。(※写真のお部屋はこちら
10分でわかる! はじめての部屋探し&インテリアのコツまとめはこちら
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三宅

 

櫻井朝子

三宅朝子

goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら

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