デザイン学入門
1K(20.03㎡)
学生や新社会人などで初めて一人暮らしをする方に人気の「ワンルーム」の間取り。ワンルームの間取りの特徴やメリットデメリットとは。また1Kとの違いや、ワンルームの家具配置、レイアウトの実例をまとめました。
text : ASAKO SAKURAI
1R(ワンルーム)とは、キッチンと部屋の間に仕切りがなく、一体となった間取りのことをいいます。広さは20㎡~25㎡が主流で、社会人や学生のひとり暮らしに人気のコンパクトな間取りとなっています。
メリットは居室が一体となっているため、部屋の掃除がしやすかったり、エアコンの風が部屋全体に行きわたりやすいことなどが挙げられます。また仕切りがないため開放感を感じられる間取りも多いです。
一方でデメリットは、キッチンと居室が一体化しているため居室に料理のにおいが充満しやすいこと、玄関から部屋が丸見えになっている間取りが多いので、気になる方はのれんやカーテンで目隠しをするなど気をつけるようにしましょう。
ワンルームとよく似た間取りに「1K」があります。
1Kは「K(キッチン)+1部屋」のことで、4.5畳未満のキッチンは「K」と表記されます。(4.5畳以上のキッチンは「1DK」もしくは「1LDK」という表記になります)
1Kはキッチン部屋の間に仕切り(扉・引き戸など)があり、キッチンと居室部分を完全に分けて使うことができる間取りです。
メリットは料理のにおいが、居室に広がらないこと。来客時に部屋の中まで見られないことなどが挙げられます。
一方でデメリットは、家賃がワンルームより比較的割高であること。仕切りがある分、やや圧迫感を感じてしまうことも挙げられるでしょう。
どちらのメリット、デメリットも理解したうえで、ライフスタイルに合った間取りを選ぶと良いですね。
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櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら