デザイン学入門
1K(20.03㎡)
「かっこいいものを作ろうとして作った」というようなモノよりも「必要なものを作ったらかっこよかった」というモノが好き、と断言するちひろさん。モノトーンのインテリアでまとめられたインダストリアルな空間の中でも目を引く、3つのアイテムを教えてもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
3LDKの広々とした間取りで、旦那様と2匹の猫ちゃんと暮らしている、ちひろさん。
そんなちひろさんに、暮らしに取り入れて良かったものを3つ教えてもらいました。
まず初めに紹介してくださったのは、インパクトのある大きな照明。
本来は撮影機材で照明などを取り付けて使うものだそう。撮影機材は見た目がかっこいいものが多く、ちひろさん好みのものが多いのだとか。
「センチュリースタンドをインテリアとして使う方法を雑誌で見て、真似したくなり購入しました。
今は工事現場のような照明をつけて使っています。 お値段も安いものだと13,000円くらいでお手頃。2つ購入しました」
「照明をつけて使う他に、2つ使ってバックペーパーをさげてプロジェクターのスクリーン代わりにしたり、新しいお洋服を買った際にハンガーをかけて写真を撮ったり、お洗濯物を干したり……(笑)
色々かたちを変えて使えるのがいいところです」
続いてはキッチンの収納棚に利用されている、コンテナ。
「渋谷のLOFTで、アートディレクターの平林奈緒美さんセレクトのコーナーがあった際に購入しました。黒字に白で印字されているところがかっこいいんです」
「見せる収納が苦手なので、スッキリ片付けたくてストレージを探していたところ、たまたま立ち寄ったLOFTで、欲しいと思っていたコンテナが置いてあり、迷わずたくさん買いました。
その後買えなくなってしまったので、もっと買っておけばよかったなと後悔しているほどです」
「ただの箱なので多少大きいものも入りますし、仕切れば細かく収納もできます。蓋をつけたものもあるので、ホコリも防止できるし、たくさん揃えて並べると倉庫のようなかっこよさが出るんです。
今は同じものは買えないのですが、印字のない似たデザインのものが楽天のカバロックさんで購入できるので、買い足したいときはそちらで購入しています」
最後はダイニングテーブルに使用している、高品質のアルミニウムを天板にしたテーブル。
「もとはカーレースのピットクルーが使う作業台とのこと。インダストリアルデザイン“風”ではなく、本当の工業製品というところが気に入っています」
「紹介した他2つのアイテムもそうですが、『かっこいいものを作ろうとして作った』というようなモノよりも『必要なものを作ったらかっこよかった』というようなモノが好きなんです。
これは見た目はもちろんのこと、レースカーのエンジンを乗せて作業する目的で作られたというストーリーと機能性にも惹かれて購入しました」
「モルタルの床や壁との相性もよく、キッチンも金属製なので統一感がでます。やはり見た目の印象が揃うと気持ちがいいです。
頑丈なので物を落としても凹んだりすることもないですし、何かこぼしてもシミにならないのでガサツな性格の私にはちょうどいいものでした」
PIT PAL ALUMINIUM WORK TABLE (M)
※価格は紹介者さんが購入時のものです。
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櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら