ふと、惹かれてしまう
2DK(40.07㎡)
同棲・二人暮らしのスタートで選ぶことが多い「1LDK」の間取り。あらためて、1LDKとはどんな間取り?どんなふうに家具をレイアウトして暮らせばいい?実際のインテリア実例をもとにまとめてみました。
text : Miha Tamura
1LDKとは、1部屋(寝室)と、8畳以上のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)がある間取りです。
広さは35㎡〜50㎡ほどのお部屋が一般的で、40㎡未満なら一人暮らし向け、40㎡以上あれば二人暮らし向けの広さとなります。
1LDKと1DKの違いは、寝室以外のお部屋のスペースの広さです。
不動産公正取引協議会連合会によって広さの基準が決められており、1部屋の寝室にプラスして、「8畳以上」の広さの部屋はLDK(リビング・ダイニング・キッチン)、「4.5~8畳未満」の広さの部屋はDK(ダイニング・キッチン)と表記されます。
住む人にとってのLDKと、DKの違いは
・LDK=ソファセットとダイニングセットが両方おける
・DK=ダイニングセットのみ(もしくはソファセットのみ)がおける
を目安にするとよいでしょう。
リビング・ダイニング・キッチンが広いことから、二人暮らしでは1LDKのほうが好まれます。
1DKは一人暮らし向けの間取りとなっていることが多く、キッチンやお風呂の広さ、収納の広さなども狭いため、二人で暮らす場合には少し工夫する必要があります。
2DKとは、2部屋と、「6畳以上10畳未満」のDK(ダイニング・キッチン)がある間取りです。
最近では、リビング・ダイニング・キッチンが広い間取りが好まれるため、リノベーションして1LDKに変更されるケースが多く、比較的古い物件に多く残っているといえます。
そのため、同じ広さでは1LDKより2DKのほうが家賃が安いケースもありますが、二人暮らしでは2部屋に分かれた間取りはやや使いにくく、工夫して暮らす必要があるでしょう。
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田村美葉
田村美葉
goodroom journal 編集長です。千葉の団地に住んでいます。これまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら