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50歳を迎え、一度リセットしたい。人生の節目に利用したホテル暮らしで、自分と向き合った

これからの賃貸暮らし Vol.22 [PR]

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50歳を迎え、一度リセットしたい。人生の節目に利用したホテル暮らしで、自分と向き合った

新しい暮らし方を実践している方々に話を伺うインタビュー企画。今回は50歳という節目の年に、ご自身と向き合う時間をもつために1ヶ月限定でホテル暮らしをしたT.Uさん。ホテル暮らしを経ての気づきなどについて話を聞きました。

text : ASAKO SAKURAI

<プロフィール>

T.Uさん/50代/不動産関連会社勤務/湘南エリア在住/妻と子ども3人の5人家族

1ヶ月限定でホテル暮らし。人生の余計な“ぜい肉”を整理したかった

T.Uさんは今回、1ヶ月間限定で“試しに”ホテル暮らしを始められたと伺いました。期間を限定してホテル暮らしをされたきっかけを教えてください

今年でちょうど50歳を迎えるのですが、これを機に人生を一度リセットしたい、もっと身軽になりたいと考えたことがきっかけです。

私は同年代の妻と、子ども3人の5人家族。一番下の子が高校生で、上の子はもう社会人。ほとんど子育ては終わっているようなものです。仕事もありがたいことに順調で、とある企業で事業部長をしています。

50歳にもなると、なんだか人生のぜい肉というのかな。そういうのがだんだんと付いてくるんですよね。例えば立派な肩書きとか。もちろんそれがプラスに働くこともあるけれど、意外とマイナスなことも多い。本来は肩書きなんかよりも「じゃあ一体君は何ができるの?」っていうのが一番大切なわけで。

自分と向き合うときに必要だった、2冊の本。

さらに家庭では父や夫、会社では上司や部下など、いろんな顔を演じ分けないといけない。それは私が生きてきた財産でもあるけれど、無駄なことも多いと思ったんですよね。

だから一度全部捨てたくなったんです。そうしてこれから先の5年、10年先を見据え、仕事やあらゆる人間関係を整理したい。だから考える時間を持つために、思い切って家族と1ヶ月間だけ距離を置いて、一人でホテル暮らしをしてみようと思いました。

一度整理するための時間を過ごすのに、あえて「ホテル暮らし」を選んだのはなぜなのでしょう

「自分のことを考えたい」と思っても、意外と時間ってとれないじゃないですか。日々のルーティンや、不必要な会議、通勤時間であっという間に1日が終わり。でもホテル暮らしって、意外と可処分時間がとても多いんです。

掃除やゴミ捨てなど必要なことはすべてお任せできるから、あとは全て自分の時間。

部屋での仕事に行き詰まったら、思い立ってちょっと一杯飲みに行く。そんな軽さも自分一人だから気ままにできました。

気になるお店を見つけてふらっと一人飲み。そんな気ままな過ごし方も、一人だからできること。

サブスクサービスを最大限に活用した「クラウド的」な暮らし

実際にはどんなエリアで、どんな暮らし方をされたのでしょうか

今回は浜町にある「HAMACHO HOTEL TOKYO」と、学芸大学に新しくできたgoodroomプロデュースのライフスタイルレジデンス「goodroom residence 学芸大学」にそれぞれ2週間ずつ宿泊しました。

HAMACHO HOTELの一室。

HAMACHO HOTELから徒歩15分の場所にも、学芸大学のレジデンスの中にも、goodroomが手掛けるサウナや、コワーキングスペースなどがありますよね。だからせっかくなので宿を基点に、点と点を繋げるようにさまざまなgoodroomのサービス施設を利用させてもらいました。

荷物はトランク一つで、移動はLUUP。LUUPってすごくいいですね。夜仕事が終わった後にフラッとLUUPに乗って飲みに行って、帰りは夜風に当たりながらゆっくり歩いて帰ってきました。LUUPに乗っているだけで、いつもの景色が変わって見えます。

「どれだけ生き急いでいたのかな。もう少し丁寧に一歩ずつ歩いてもいいんじゃないかな」。そんなことに気付かされましたね。

想像しただけで気持ちがいいですね。ものすごく身軽になれたイメージです

今回のホテル暮らしでは、身一つとトランク一つあれば、住まいや荷物、移動手段、仕事場すべてにおいて「クラウド的な生活」ができました。無駄なことをそぎ落として、本当に必要なものだけを取り入れていく感じ。

自分で多くを所有しなくて良くて、増えそうになるたびに「これ、本当に必要なのか?」と考えることが大切だと感じました。

普段は湘南にお住まいなんですよね。浜町や日本橋、学芸大学など普段関わりのなかった街で生活したことで感じたことは何かありますか

今回2週間過ごしただけで、どの街も好きになりました。

これが半年、いや3ヶ月もいれば「バーチャル住民」になれちゃいますよね。それくらい「暮らす」という目線で街と関わるって、なかなかできないことです。

そして違う場所に住むから、改めて離れて過ごした湘南の良さも見えてくる。

そういう「自分のホームタウン」と呼べるような場所が、少しずつ増えていくことって、自分の居場所が増えていくということ。

自宅だけでなく複数箇所にそうした場所を持つことは、人生をとても豊かなものにしてくれると思うんです。

日本橋で出会った、神輿。お祭りに遭遇すると”街”を感じられたようで、なんだかうれしくなる。

「これから先、まだまだ自分は何者にでもなれる」という気づき

短期間ではありますが、自宅や家族と離れて、一人になってみていかがでしたか

仕事柄、何百㎡という広さの物件を売ったりしているので、その十分の一ほどの空間で暮らすことで、自分はどう感じるのかな、と思いながら始めました。それは果たして不幸せなことなのだろうかと。でも住まう部屋の広さと、幸せの尺度は比例しない、と今回気付かされました。

goodroom residence 学芸大学の一室。コンパクトながら洗練されたデザインの内装、インテリアで心地よく過ごすことができる。

また今回無駄をそぎ落とし身軽になったことで「これから先、自分はまだまだ何者にもなれるんだ」というポジティブな感覚を、もう一度思い出させてもらったような気がします。50歳を迎えた自分でも、真っ白なキャンバスに、色を足していくことができるのだと。

さらに1ヶ月間、じっくり自分のことについて考える時間があったことで、自分の考えをアップデートできたり、ずっと固執したあれやこれやなんか、どうでもいいんだなと思えたりして、手放す意志が明確になりました。

そして自分にとって、やっぱり一番大切なものは家族だということも。これから先、もっともっと家族との時間を大切にしようと。なんか結局、そういうシンプルで、当たり前のことに気付かされましたね。

嫌ならやめればいい。いろいろな暮らし方を実験してみよう

最後に、T.Uさんと同じような立場の方に向けて、一言お願いします

もうこの年になると自分に良い影響を与えてくれる人、モノだけに囲まれていたいですよね。

余計なものを手放すことで困ることもあるかもしれないけれど、まあいいやって思えるんです。困ったことがあったとしても、自分の信念は絶対に誰にも奪えない。それさえ残っていれば、何があっても乗り越えられるはずだから。

そして住まいの選択肢はいろいろあるけれど、大切なのは何がベストかよりも、何がベターか、だと思います。だからこそいろんな暮らし方を実験してみればいいですよね。

そういう意味でgoodroomの「サブスくらし」は、住まいのサブスク。サブスクだから嫌ならやめればいいし、合っていると思ったら続ければいい。

人生一度きり。家族が許してくれるのであれば、人生の小休止に利用してみるのはおすすめです。

身軽に2週間から住めるホテル・マンスリーのサブスク「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。

家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。

goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。

毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?

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三宅

 

櫻井朝子

三宅朝子

goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら

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