今昔が交わる北風
2K(29.75㎡)
大きな丸テーブルや、キッチン雑貨。自分たちにとって見た目も使い心地も良いものは、それだけで暮らしの習慣ひとつをも変えてしまう力があります。まゆみさん夫婦にとって、本当に愛着のある3つのアイテムを教えてもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
旦那さまと二人暮らしをされている、まゆみさん。
そんなまゆみさんが買ってよかった3つのアイテムを教えてもらいました。
まず初めに紹介してくださったのは、ダイニングでひときわ存在感を放っているラウンドテーブルです。
「4本にすっと伸びる脚と130センチある大きな天板。そして柔らかなレッドオークの色味が気に入っています」
「夫婦二人だけのときも大切な友人を招いたときも。いつでも楽しく目が合えるといいなと思い、大きくて丸いテーブルを探していました。
このテーブルが家具屋のなかで佇む姿を見た瞬間に、心が弾んだのを今でも覚えています。
天板は好みの大きさでオーダーができて木の種類も選べるので、部屋の大きさや雰囲気に合わせて、自分たちならではの食卓がつくれることも嬉しい決め手でした」
「部屋の中心に大きな円を広げるような佇まいは、我が家の主役と言っても過言ではありません。
ゆとりをもって隣同士に座っても、おかずを取ろうと箸を伸ばせば夫と目が合うし、向き合って座って鍋を囲めば大きな丸に包まれたような気持ちになります」
続いて紹介してくださったのは、卵焼きフライパンです。鉄製ならではの特徴を楽しみながら使っているのだそう。
「何と言っても、鉄ならではのあのジュッ!という音。また焼き上がったときの鮮やかな黄色と、ふわふわとした舌ざわりにときめく日々です。
まだ鉄製の道具に慣れていないので、ゆっくり油をならしてから使うのはなんだか緊張しますが、背すじが少し伸びるような気がして大切な時間です」
「実はこれ、以前から『鉄製の卵焼きフライパンに憧れるなあ』と言っていた私のために、夫がプレゼントしてくれたものなんです。
愛用品というにはまだまだ月日は浅いけれど、憧れと感謝が詰まった、思い入れのある暮らしの道具。きっとずっと大切に使い、もらった日のことは忘れないと思います」
「この卵焼きフライパンをもらってから、なんと毎日お弁当を作るようになりました!本当に我ながら単純だなあと思います(笑)。
でも道具ひとつで暮らしが変わることってありますよね。油にはじける卵の色や、ジュッと音を立ててきらきら転がるソーセージに、いつも元気をもらっています」
最後に紹介してくださったのは、木製のペストリーボード。ペストリーボードとは、パンやお菓子の生地をこねたり、適当な大きさに伸ばしたりするために用いる作業板のこと。
「ペストリーボードにはシリコン、大理石などさまざまな素材がありますが、私は木製のものをチョイス。
特殊な塗装が施されているので、打ち粉をせずに生地がはがれやすいことと、やさしい木目調が気に入っています。ガシガシ洗えるところも嬉しいポイントですね」
「パン作りが趣味になってからまだ1年半ほどですが、楽しむからには道具も好きなものを使いたい、と意気込んで購入しました。
やっぱり見た目も好みのものを選ぶと一気に気分が上がるので、ますますパン作りを楽しめるようになりました」
「もやついた気持ちのまま携帯の画面を見ていると、時間が湯水のように流れてしまうこともしばしば。そんなときこのペストリーボードを見ると『なんか作るかな』と、重い腰をスッとあげて手を伸ばしたくなるんです。
好きなものを使うって大切だなと、改めて思うきっかけにもなります」
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