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「生活動線」を考えたお部屋にしよう。シンプルで暮らしやすい家具配置とは?

シンプリストの暮らし方 Vol.52

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「生活動線」を考えたお部屋にしよう。シンプルで暮らしやすい家具配置とは?

シンプルで整ったお部屋に暮らす人にコツをうかがうとよく返ってくる答えが、「生活動線を考えた家具配置」にしている、ということ。生活動線の考えられた暮らしやすいお部屋にするために、小さなお部屋でもできる工夫をまとめてみました。

text : Miha Tamura

生活動線とは?

生活動線とは、1日の暮らしを考えたときに、「部屋の中で人が移動するライン」のことです。
たとえば、部屋の入り口からベッドまで。キッチンからダイニングテーブルまで。洗濯機からベランダまで、など。
人が立って移動する場合、最低「60cm以上」の横幅を確保するとよい、といわれています。
頻繁に移動するライン、そして、ものを持って両手がふさがった状態で移動するラインを意識し、「60cmの幅」を開けた上で家具を配置すると、ぐっと暮らしやすいお部屋にできます。

「真ん中の動線」を確保する

特に1K・ワンルームの小さなお部屋の場合。お部屋の入り口からベランダまでの「真ん中の動線」を確保すると、どこへ移動するときも動きやすく、暮らしやすいお部屋にできます。

特に1K・ワンルームの小さなお部屋の場合。お部屋の入り口からベランダまでの「真ん中の動線」を確保すると、どこへ移動するときも動きやすく、暮らしやすいお部屋にできます。(このお部屋はこちら)

なるべく、壁に寄せてみる

こちらのお部屋では、以前はソファを壁に寄せず真ん中に間仕切りとして配置していたそう。外へ出る通路が確保できていなかったため、ソファ、ローボードを壁に寄せた今の配置に変更し、動きやすくなったといいます。

こちらのお部屋では、以前はソファを壁に寄せず真ん中に間仕切りとして配置していたそう。外へ出る通路が確保できていなかったため、ソファ、ローボードを壁に寄せた今の配置に変更し、動きやすくなったといいます。(このお部屋はこちら)

「動きづらい」と感じる場所は、小さな家具に変えてみる

たとえば、ソファの前にローテーブル、向かい側にテレビボードを置くと、人の通れる幅の確保が難しいお部屋の場合。テレビボードをシンプルなテレビスタンドに、ローテーブルは小さなサイドテーブルに変えると、こんなにもスペースを確保することができます。(このお部屋はこちら)

たとえば、ソファの前にローテーブル、向かい側にテレビボードを置くと、人の通れる幅の確保が難しいお部屋の場合。テレビボードをシンプルなテレビスタンドに、ローテーブルは小さなサイドテーブルに変えると、こんなにもスペースを確保することができます。(このお部屋はこちら)

「使う場所の近く」に収納する

「動くラインに家具をおかない」ことにプラスして、「部屋の中での動くラインを最小にする」ことも暮らしやすいお部屋へつながります。こちらのお部屋では、身支度のアイテムを洗面所に近い場所に収納されていました。(このお部屋はこちら)

「動くラインに家具をおかない」ことにプラスして、「部屋の中での動くラインを最小にする」ことも暮らしやすいお部屋へつながります。こちらのお部屋では、身支度のアイテムを洗面所に近い場所に収納されていました。(このお部屋はこちら)

「ものの置き場」を決めておく

こちらのお部屋では、外出から帰ってきたときにカバンを置く場所にハンガーラックをおいて、置き場所を決めていらっしゃいます。あちこちに置いてしまわず、いつもここ、と決めておくと、動線をコンパクトにすることができます。(このお部屋はこちら)

こちらのお部屋では、外出から帰ってきたときにカバンを置く場所にハンガーラックをおいて、置き場所を決めていらっしゃいます。あちこちに置いてしまわず、いつもここ、と決めておくと、動線をコンパクトにすることができます。(このお部屋はこちら)

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田村美葉

田村美葉

グッドルーム・ジャーナル編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroom journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
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