デザイン学入門
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毎日をごきげんに暮らしているあの人に、生活にプラスの影響を与えてくれたモノ、最近買ってよかったアイテムを教えてもらう連載。第38回目は、Webディレクターのタカヒロさん。ワークスペースで使用するこだわりのアイテムについて伺いました。
text : ASAKO SAKURAI
今回アイテムを紹介してくださったのは、Webディレクターとして活躍されているタカヒロさん。
タカヒロさんは以前goodroom journalの人気連載「私らしく暮らす。賃貸インテリア」で取材させていただいたことがあります。(記事はこちら:機能的であたたかい。10畳の男性一人暮らしインテリア)
そんなタカヒロさんに、最近買ってよかったモノ、暮らしを豊かにしてくれたアイテムについて聞いてみました。
まず初めに紹介してくださったのは、仕事で使用するPCのモニター。お仕事柄、在宅ワークも多いとのことで、ワークスペースまわりのアイテムが特に充実しているのが印象的です。
「アルミ削り出しのスタイリッシュなデザインがとにかく気に入っています。またドッキングステーションとしても使えること、スピーカ搭載であることなど、機能面でも申し分ない一台なんです」
「もともと複数のウィンドウを同時に表示して、効率よくデスクワークを行えるようにしたかったので購入しました。
効率よく作業ができるようになったのはもちろんのこと、ケーブル一本でノートPCの充電と出力ができるようになり、デスクの上がとてもスッキリしたのが良かったですね。理想通りのかっこいいワークスペースを整えることができるようになりました」
続いて紹介してくださったのは、仕事をする上では欠かせないワークチェア。オカムラの「コンテッサセコンダ」です。
「座面やアームレストなど、7箇所の位置を調整できるので、とても体にフィットします。デザインもかっこいいので、インテリアにもよく馴染むところが気に入っていますね」
「長時間自宅の椅子に座っての作業が続くと、腰への負担が大きく、疲れを強く感じるようになったのが購入のきっかけでした。この椅子はメッシュ素材なので蒸れにくいのもポイント。
オフィスと同じように長時間の作業が快適にできるようになりました。こだわって良かったです」
最後に紹介してくださったのは、OBJTの「Reverse」というお香立て。燃え落ちる灰を最小限の狭い面積に受け止めるために、お香を逆さまに燃やすように設計されたユニークなお香立てです。
「お香を逆さに吊るすインセンスホルダーで、灰が自然と受け皿に落ちてくるのが特徴です。デザインもミニマムでおしゃれなのが気に入っています。
一日中家にいると息が詰まると感じることがあり、なにかリラックスできる方法を探していたときに、友人にお香を勧められたことがきっかけでした」
「仕事の休憩中にお香の香りをかぐことで、以前よりリラックスできるようになった気がします。また家にずっといると、ONとOFFを切り替えづらかったのですが、仕事終わりにお香を焚くことをルーティーンにしてからは、うまく切り替えができるようになりました」
極力余計なものは置かず、丁寧に整頓された空間でシンプルに暮らすタカヒロさん。
自分が心から心地よいと感じられる空間づくりこそが、仕事中やプライベートの時間をより充実させてくれることに繋がっているのだなぁと感じました。