デザイン学入門
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毎日をごきげんに暮らしているあの人に、生活にプラスの影響を与えてくれたモノ、最近買ってよかったアイテムを教えてもらう連載。第25回目はフリーランスのyamatoさん。「おうちカフェ」時間を充実させるために買ってよかった、3つのアイテムを紹介してもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
今回アイテムを紹介してくださったのは、東京で一人暮らしをされているyamatoさん。IT系のフリーランスなので、お仕事も在宅が多め。そのため普段は部屋の中で過ごすことが多いのだそう。「暮らしを整える」をテーマに、日常の何気ない瞬間をInstagramを通じて発信しています。
そんなyamatoさんに最近買ってよかったモノ、暮らしを豊かにしてくれたアイテムについて聞いてみました。
まず初めに紹介してくださったのは、デロンギのエスプレッソマシン。コーヒー好きにはたまらない、憧れのマシンです!
コンパクトなサイズとステンレスの質感、香り高いエスプレッソを抽出するのに最適な「9気圧」の圧力変化に対応するなど、こだわりが詰まっている一品なのだそう。
「カフェ巡りを通じてカフェラテにハマり『自分でも美味しいカフェラテが淹れられるようになりたい!』と思うようになったことが購入のきっかけです。一緒にカフェ巡りに出かけている友人がバリスタをやっていてカフェラテ愛について熱い思いを語ってくれました。
そんな影響を受けて自分でも最高のカフェラテを淹れたくなったんです」
「スチームミルクはマシンがないとなかなか自宅で作ることができません。このマシンのおかげで、自宅でも美味しいカフェラテが作れるようになったので、おうち時間が充実しています」
次に紹介してくださったのは、コーヒーの味わいを最大限に引き上げてくれるkalitaのウェーブドリッパー。雑味成分の抽出が少なく美味しさだけをドリップできる3つ穴タイプなので、毎回安定した味が抽出ができるのが特徴です。
これからドリップコーヒーを始める人にもオススメのアイテムなのだそう。
「金物の名産地である、新潟県燕市産のステンレスでできています。頑丈で長く使えて、コーヒーを美味しく抽出できて……。さらにデザインがシンプルなものを探していました。そんな欲張りな僕の条件にピッタリ当てはまったのが、こちらのドリッパーだったんです」
「美味しいコーヒーを淹れることが、在宅ワークの気分転換になっています。ドリップコーヒーを淹れると、『コーヒーをドリップすること』に集中するので、気分の切り替えができるんですよね。
浅煎りのコーヒー豆で淹れるとさっぱり美味しく仕上がるので、気分もリフレッシュできます」
最後に紹介してくださったのも、カフェアイテム。常滑の技術を注ぎ込んだ東屋の「後手平急須」です。丸くてぽてっとしたデザインと、マットな質感が気に入っているのだそう。
「長く使える良いものだから、という理由で購入しました。僕の価値観は、値段が高くても、長く使える良いものなら投資を惜しまない、というもの。大切に長く使うことを前提に選びました」
「ほっこりしたい時に右にでるものはいない緑茶。急須でお湯を注ぎ、飲むという所作そのものが、気持ちを落ち着かせてくれます。大切にしたい日本の文化だと思っています」
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「値段が高くても、長く使える良いものなら投資を惜しまない」というyamatoさんの価値観。そしてお茶やコーヒーを淹れることにもあえて時間をかけて、丁寧に時を過ごす日々……。
多くの人が流れ作業にしてしまうことに目を向けているyamatoさんだからこそ、余裕のある暮らしが送れるのかもしれない、と感じました。