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部屋を広く使うために。家具選びのポイントとレイアウトのコツまとめ

賃貸インテリアのアイディア集 Vol.402

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部屋を広く使うために。家具選びのポイントとレイアウトのコツまとめ

部屋を広く使いたいなら、まずは家具選びが重要です。家具を購入するときのポイント、レイアウトのコツをまとめました。

text : Miha Tamura from goodroom journal

アプリを活用して、家具の配置をシミュレートしましょう

天井が高く広い部屋で撮影されているモデルルームでは広く見えても、実際の部屋に置いてみると、「あれ、狭い?」ということも。
部屋の広さをしっかりと採寸し、部屋のサイズにあった家具を買うようにしましょう。
無印良品の「インテリアシミュレーター」や、「ルームプランナー」などのアプリで実際に家具配置をシミュレートしてみるのもいいですよ。

部屋の写真を撮ってからお店に行きましょう

新しく家具を買い足すときには、今住んでいるお部屋の写真を撮ってからお店に行くと安心です。
実際に置きたいスペースを撮影しておいて、そこに置いたときのイメージを具体的に膨らませましょう。
サイズ的には問題なく置けても、色や雰囲気などが合わないと浮いて見えたり、圧迫感を感じることもあります。
お部屋に合った雰囲気の家具を選ぶことも大切です。

今持っている家具を無理に使わず、手放してみましょう

新しい家具を導入しようと思うときには、無理に今持っている家具に合わせようとせず、思いきって手放すのもアリです。
捨てるのに抵抗がある方は、メルカリやジモティなどを活用して、上手に手放してみましょう。
グッドルームのスタッフ間同士でも、よくいらなくなった家具や雑貨のやり取りをしています。

リモートワークが始まったことから大きなデスクを購入し、それまで使っていたソファとローテーブルは思いきって手放したお部屋。

リモートワークが始まったことから大きなデスクを購入し、それまで使っていたソファとローテーブルは思いきって手放したお部屋。(このお部屋はこちら)

「高く暮らす」か「低く暮らす」か決めておきましょう

6〜8畳ほどの小さなお部屋で、ソファとダイニングテーブル、ローチェアとデスク、など、背の高い家具と背の低い家具が混在していると、家具と視線の高さが合わず窮屈に感じることが多いです。
視線の高さの揃った家具で統一すると、部屋を有効活用できます。

「低く暮らす」お部屋の例。ソファでも仕事ができるよう、油圧式で高さが変えられるテーブルをうまく活用していらっしゃいます。(このお部屋はこちら)

「低く暮らす」お部屋の例。ソファでも仕事ができるよう、油圧式で高さが変えられるテーブルをうまく活用していらっしゃいます。(このお部屋はこちら)

フレキシブルに使える家具を持ちましょう

背の高い本棚や、たくさん棚や引き出しのついたパソコンデスクなど、置く場所が固定されてしまう家具はなるべく持たないようにしましょう。
フレキシブルに組み合わせて使える家具なら、ちょっと配置を変えてスペースにゆとりを持たせることができます。

ワイン箱やりんご箱などの木箱は、フレキシブルに使える家具の代表例です。(このお部屋はこちら)

ワイン箱やりんご箱などの木箱は、フレキシブルに使える家具の代表例です。(このお部屋はこちら)

クローゼットや押し入れも活用してみましょう

「収納に使う」と思い込んでいるクローゼットや押し入れ。仕舞い込んでいるうちに気づくと使わない荷物でいっぱいということありませんか。
服の収納はハンガーラックに任せて、クローゼットや押し入れをデスクスペースにされているという方、増えています。ちょっとしたこもり感もあり、良いリモートワークのスペースになりますよ。

押し入れの一部をデスクとして活用されていらっしゃるお部屋(このお部屋はこちら)

押し入れの一部をデスクとして活用されていらっしゃるお部屋(このお部屋はこちら)

「ラインを揃える」ことを意識して

家具を配置するときには、「ラインを揃える」ことを意識しましょう。
寄せる壁をバラバラに配置したり、真ん中に配置して動線がジグザグになるより、どちらか片方の壁にぴったり家具を揃えて、真っ直ぐの動線を確保するほうが部屋は広く見えますよ。

家具配置の「ライン」が揃って、ベランダへの動線がしっかり確保されたお部屋(このお部屋はこちら)

家具配置の「ライン」が揃って、ベランダへの動線がしっかり確保されたお部屋(このお部屋はこちら)

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田村美葉

田村美葉

グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。

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