デザイン学入門
1K(20.03㎡)
毎日をごきげんに暮らしているあの人に、生活にプラスの影響を与えてくれたモノ、最近買ってよかったアイテムを教えてもらう連載。第18回目は1LDKのお部屋で一人暮らしを満喫するsaekoさん。仕事も友人と遊ぶことも、一人時間も。お部屋で楽しく暮らす様子を教えてもらいました!
text : ASAKO SAKURAI
今回アイテムを紹介してくださったのは、都内のリノベマンションで一人暮らしをされているsaekoさん。
インテリアや民藝などが好きとあって、お部屋の中にはsaekoさんの「好き!」がめいいっぱい詰まっています。
そんなお部屋作りをとにかく楽しんでいらっしゃるsaekoさんに、最近買ってよかったモノ、暮らしを豊かにしてくれたアイテムについて聞いてみました。
まず初めに紹介してくださったのは、無印良品の「パイン材ユニットシェルフ」。無印良品のユニットシェルフシリーズは、goodroomで取材させていただく方の中でも人気の商品です。
ステンレスやスチールなど、さまざまな素材がありますが、薄型で白い壁に馴染む圧迫感のないものを選びたいと、パイン材に決めたのだそう。
「リビングに1箇所、自分のお気に入りの物たちをディスプレイするスペースを作りたい、且つ、日常の導線も考えて、実用品と飾り物を混在させて飾れるようにしたいと思っていました。
このユニットシェルフは、棚の列や棚板の高さを自由に組み合わせることができるので、部屋の大きさや飾りたいものに合わせて調節可能なところも気に入っています」
「棚の高さが変えられるので、飾ることを制限されるものはほとんどありません。
そのためしょっちゅうディスプレイを変えてインテリアを楽しんでいる、私のお気に入りのスペースです」
続いて紹介してくださったのは、VANKYOの「ホームプロジェクター」です。Amazon firestickやスマホとのミラーリングで投影できるホームプロジェクターなのだそう。
「使っていたTVが小さく、買い替えを検討した際、『ほとんど観ないTV番組より、よく観る映画を大画面で楽めた方がいいな!』と思い、TVの代わりにプロジェクターを購入しました。
おうちで映画館気分が楽しめて大活躍しています!」
「映画を観るだけでなく、友達とバチェラーなどを見ながら女子会をしたり、ライブ映像を流して盛り上がったり。そんな楽しみ方もできるのもとても楽しいです」
最後に紹介してくださったのは、アカプルコのロッキングチェア。メトロクスというオンラインショップで購入されました。
アカプルコは60年代から愛用されていたアウトドアチェアをベースにリデザインされた、メキシコのチェア。柔軟性に富み経年劣化も少ない、強度に優れた素材である「PVC」という細いコードで作られています。今回saekoさんが購入したのは、ロッキングタイプ。さらに2020年限定の色鮮やかな「ブーゲンビリア」というカラーです。
「リビングソファのサブチェアとして、一人用のロッキングチェアを探していました。圧迫感の無い家具がよかったので、線の細いコードでできているアカプルコはぴったりだったんです。
思い切ってビビッドなピンクのカラーにしたので、部屋のアクセントカラーになっています」
「ロッキングタイプにしたのでゆらゆら寛げて、在宅ワークの日は仕事の合間の休憩時間に、気分の切り替えになります」
*
大胆な色使いのアイテムを取り入れたり、好きな民藝品を思い切り飾ったり、友達との時間も楽しんだり……。
1LDKのお部屋のなかで、saekoさんが思い切り暮らしを楽しむ様子が伝わってきて、こちらまでとてもワクワクする気持ちになりました。私も自分の心の声に素直に従う、そういうアイテム選びをしたいものです。