「ベッセルイン京成津田沼駅前」に宿泊しました!
今回訪れたのは、京成線「京成津田沼駅」から徒歩1分の場所にある、ホテル「ベッセルイン京成津田沼駅前」。2020年の2月にオープンしたばかりの、新しいホテルです。
コンセプトは「あなたと、家族と、街を愛する」と掲げているとおり、フロントには小さなお子様が楽しめるようなおもちゃがたくさん!しかも18歳以下のお子様の添い寝であれば、なんと無料で宿泊できるのだそう。
近隣には谷津干潟公園、船橋アンデルセン公園などのレジャー施設が充実しているだけでなく、成田空港まで約1時間、上野駅まで約45分と、アクセスもいい。閑静な住宅街にあるので、ファミリー層だけでなく、仕事に集中したい方の長期滞在にも向いている施設だな、と感じました。
そこで今回宿泊して私が感じたホテルのテーマは「仕事に集中できる」、「自宅のようにリラックスできる」の2点です。さっそく、中を覗いてみましょう。
客室は全室15㎡以上!ゆったり過ごせる広めのお部屋
客室はさまざまなタイプがありますが、今回宿泊させていただいたのは「スタンダードシングル」です。
まずはなんといっても、ゆったりしたつくりのお部屋の間取り。通常の同価格帯のシングルルームだと、だいたい11~13㎡ほどが平均の広さなので、いくぶん開放的で過ごしやすい印象を感じました。
間取りのイメージはこのような感じです。
ホテルでは珍しいスタイルだと思ったのが、玄関とリビングを分けた内装。全室靴を脱いで、素足で過ごせるのが特徴の一つです。いちいちスリッパを履く手間が省けて、なんだか自宅にいるみたいな気分になりました。
ベッドも横幅140cmもあって、かなり広々!165cmの身長がある私が手を広げても余裕があるくらい。まったく窮屈さを感じません。また内装デザインは「CLASKA」や「MUJI HOTEL GINZA」を手掛けたUDSとあって、おしゃれです。
入口脇にあるハンガーラックは十分な横幅があったので、ハンガーを持ち込めばかなりの量の洋服がかけられそう。さらにラック上には天板がついているので、折りたたみ式の収納ボックスなども置けそうです。
収納といえばベッド下にもスペースがありました。大きなトランクなどもしっかり保管できそうです。
冷蔵庫も一般的なホテルと比べて奥行きがたっぷりあり、しっかり冷えるタイプ。これならちょっとしたお惣菜なども入れておけますね。
水回りは三点ユニットタイプ。一般的なホテルをイメージしていただけると良いですね。
窓の外を眺めながら。仕事に集中できる環境が整っている
そして室内で最もうれしいポイントだったのが、広々としたデスク、そして座り心地のよい椅子が完備されていたこと。
背もたれもあり、クッションもついていたので、長時間座っても疲れにくいよう配慮されていました。
7階の部屋からの風景。デスクが窓側に向いていたので、外を眺めながら仕事をすることができます。
ホッと一息つきたい時は、お気に入りのコーヒーや紅茶などを持ち込んでもいいですね。室内にはマグカップとバルミューダのケトルがありました。
デスク脇についていた引き出しは、深さもしっかりあり、2段分と大容量!書類関係だけでなく、下着やメイク道具など、細かなものを収納しておけそう。
天井からスポットライトもついていたので、夜の仕事も捗ります。ついつい時間を忘れて没頭してしまいそうになり、要注意です……。
最上階は富士山も見えて、開放感抜群!コワーキングスペースにも
さて次は部屋を出て、共有スペースを拝見しましょう。こちらのホテルは最上階の10階にフロントと、ラウンジスペース、9階以下に客室があるつくりになっています。
そのため共有スペースであるラウンジは、この開放感!窓がたくさんあってよく日が入り、周辺には高い建物がないので遠くまで見渡せます。天気の良い日には富士山も望めるのだそう。
コンセント付きのカウンターや、ボックスシートのテーブル席などがいくつもあり、どこからも窓の外を眺められます。ラウンジでは朝食をいただけるほか、14:00~23:00の間はコワーキングスペースとしても活用できるのです。部屋での仕事に飽きたときの息抜きに最高ですね。
ラウンジスペースには、ウェルカムドリンクのコーナーも。ジュースやコーヒー、紅茶などが滞在中はいつでも飲むことができます。
ほかにも共有スペースにはコインランドリーや電子レンジも完備。わざわざ外出しなくても洗濯などを済ませることができます。製氷機とアイスペールもありましたよ。たまには部屋でお酒を楽しむのもいいかも。
また長期滞在の場合は、朝10時までに廊下に出しておけば、使用済みのタオルの交換やゴミの処分を行ってくださるサービスも。毎日綺麗なタオルで生活できるのは、ホテル暮らしの醍醐味ですね。
ホテル1階には大手スーパーが!食事の心配は無用です
さらにホテルを飛び出し、ホテルが入っているビルの1階へ。なんと1階には大手スーパーの「東武ストア」が入っていました。
野菜や果物などの生鮮食品はもちろんのこと、お弁当類、パン類、飲料類、日用品など、あらゆるものが揃っています。7:00~25:00まで営業しているので、ほとんどコンビニと同じような使い方ができそうです。
少し街を歩いてみることに。ホテル近くにはいくつか居酒屋さんなどもあるので、たまに外食をしたいときには困らなそう。
私はこの日、周辺で人気のステーキ屋さんへ。早い時間でしたが家族連れやカップルなどでおおにぎわいのお店でした!
さらにホテルから徒歩20分ほどの場所にはJRの津田沼駅があります。こちらはパルコがあったり、100円均一や大型本屋、パン屋があったりと、施設が充実しています。休日の買い出しや、散歩がてら過ごすと良さそうです。
ホテルがある京成線駅前は車通りは激しいものの、ほとんど騒音は感じませんでした。落ち着いた環境だからこそ、夜はぐっすり眠れて、昼間も仕事に集中できそうです。
ホテルの朝食は「千葉産」のものにこだわる
翌朝、朝食をいただくために10階ラウンジへ。朝食は1食あたり宿泊者は1,000円(税込)で、外来の方は1,100円(税込)でいただくことができます。
ビュッフェ形式の朝食のこだわりは、さまざまな千葉の地元産の食材を提供していること。
房総半島の郷土料理、煮アナゴを乗せた「はかりめ丼」やネギトロなど、自分でオリジナル丼をつくれたり、千葉のヤマニ味噌をつかったお味噌汁がいただけたり……。
デザートには千葉で豊富に採れる「びわ」をつかったみつ豆も。種類も豊富で全ては食べられないので、週に何度か通えたら、いい一日のスタートができそうです。
しっかり健康的な朝食を、毎日いただけます。
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都心から一歩離れて、あえて千葉に滞在することで見えてくること。
騒がしい日常から一歩身を引いて、落ち着いた環境と最適な設備が整った場所で暮らすことで、集中力が一気に増すのではないでしょうか。
都心にアクセスしやすく、仕事にも集中できる長期滞在の候補地として、ぜひ検討してみてください。
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