楽しみ方は十人十色。ホテル暮らしの食生活をのぞいてみた
goodroomジャーナルでは、これまで20人近くのホテルパスユーザーの皆様に、ホテル暮らしの様子についてインタビューしてきました。取材させていただいた皆様それぞれの「ホテル暮らし」は、まさに十人十色。 今回は、これまでのインタビューを振り返りながら、ホテルパスユーザーの実際の「食生活」を覗いてみようと思います。みなさんはどのように、ホテル暮らしの中で食事を楽しんでいるのでしょうか?…
ホテル暮らしは憧れるけれど、まだまだ実態が見えなくて不安……。そんな方のために、goodroomホテルパスの利用者50名に、アンケートを実施。今回は実際に暮らしてみて感じた、ホテル暮らしの「メリット」について教えてもらいました。
text : ASAKO SAKURAI
“暮らし方革命のパスポート”をコンセプトに始まった、goodroomサブスくらし。サービス開始から1年が経ち、ますます注目度が高まっています。
けれど、まだまだホテル暮らしについて不安や疑問を感じている方も多いはず。そこで「goodroomサブスくらし」は、SNSを活用してホテル暮らしについて気になっている質問を募集してみました。その結果をもとに、実際にサブスくらしを利用してホテル暮らしを体験してくださっている、50名にアンケートを行いました。
今回回答をご紹介するのは、ホテル暮らしを実際に経験してみて感じた「メリット」についてです。
「洗剤やタオル、トイレットペーパーや、掃除道具など、住宅に関連する消耗品のことを気にしなくて良くなりました」(20代男性)
「掃除をしなくて良くなり、身軽に常にキレイなところに住めること」(20代女性)
「シーツやタオルが常に清潔。自分で清掃やゴミ出しをしなくていい」(30代女性)
圧倒的に多い意見だったのは、「不要になった家事が多い」ということ。ホテル暮らしでは、リネンなどの洗濯や掃除は定期的に行ってくれるため、ずいぶん楽になったという声が多く聞かれます。
また掃除に必要なものや、トイレットペーパーなどの日用品の買い出しが不要になることも、メリットだと感じる方が多いようです。
「初期費用がほとんどかからないこと、水道光熱費やネット代込みの家賃設定、ライフラインの価格が一定で非常に良い」(40代男性)
「水道光熱費、通信費の支払い、最初の手続き、家賃支払い等、本来必要な手続きをパスできる点が大きなメリット。また、新生活にかかる初期費用をあまり用意できない人にとってもすぐに生活をスタートできること」(30代男性)
費用に関することや、手続き関係がスマートであることについても、多くの声が挙がりました。
一例ですが、goodroomのサブスくらしで月額69,800円のホテルに1か月間暮らすことを検討した場合は、以下の費用がかかります。
初回登録料:9,800円
月額利用料:69,800円+9,000(水道光熱費1日300円×30日あたり)円=78,800円
月額利用料はホテルのグレードによって変動しますが、初回登録料が1万円以下でスタートできることは大きなメリットといえそうです。
「コンシェルジュなど常に人がいる施設なので、セキュリティ面で安心です」(20代女性)
「毎日丁寧にお客様扱いされると、気分が良い」(30代女性)
深夜帯や早朝を除き、基本的にはフロントにスタッフがいるホテルでの生活。通常の賃貸住宅では、オートロックなどの設備が整った環境を選ばないといけないものが省けることをメリットに感じる人も多そう。セキュリティ面を気にする方にとっては、ホテル暮らしは安心感のある暮らしが送れそうです。
「駅近でアクセスが良く、勤務先によっては通勤時間の短縮にもなります」(30代男性)
「賃貸暮らしと比べて、予算内で駅近に住める」(20代女性)
続いてはホテルならではの、アクセス・立地の良さゆえの、通勤時間の短縮というメリット。通常の賃貸住宅では家賃が高くて住めないところも、サブスくらしの定額設定であれば手の届く範囲になる、という方も多いようでした。
「やりたいこと・場所に合わせて気軽に住居を変えられる」(40代女性)
「毎回好きにホテルを変えられて楽しい。また予算にあわせてランクアップ・ダウンできるので便利」(20代女性)
「家具なども揃えずに済むので、思い立ったらすぐに引っ越せるのが楽」(30代女性)
サブスくらしのサービスでは、敷金礼金、仲介手数料の手間もなく、全国各地のホテルに住み替えができます。一つの場所に留まっているよりも、いろいろな場所を見てみたいと思う方、さまざまなホテルでの生活を体験してみたい方にはメリットに感じられるようですね。
ほかにも「長期で住んでみると、今まで知らなかった街の表情を知ることができる」や「各地の美味しいものが食べられること」などを挙げる方もいらっしゃいました。
これまで紹介してきたような、費用面や時間の効率化によって得られたものによって、QOL(Quality of lifeー生活の質)の向上を挙げられた方が多くいらっしゃいました。
「会社までの通勤時間が減った分、自分の時間が増えました」(40代女性)
「家事をしなくていい、アメニティを買いに行かなくていい、余計なことを考えないのでいいので助かります。仕事だけに専念できます」(40代男性)
「インテリアや洋服、キッチン用品など、新しいモノを買う必要がなくなったので、生活スタイルがシンプルになりました」(30代女性)
「ホテルのベッドはブランドものなど、質が高いものが多いので、そういうところで寝られるのはホテル暮らしの大きなメリット。睡眠の質にこだわる方におすすめです」(30代女性)
「コロナ禍で20時以降カフェが閉まっても、ロビー等で打ち合わせや仕事ができるのは助かります」(30代女性)
多くの方が「仕事に専念できる」と答えていたのが印象的でした。ほかにも「いろいろなものが整っているので、生活に余裕が出てきました」という声も。
少数派の意見でしたが、他にもこんな声をいただきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「朝食が無料のホテルを選んで住み替えをしています。毎朝朝食を準備しなくていいので楽です」(30代女性)
「狭い空間ですが、意外と快適に暮らせるのは発見でした」(40代男性)
「東京で部屋や戸建てを借りたときと比べると、近隣住民の騒音に悩まされることが減ったことが一番嬉しいかもしれません。賃貸だったら管理会社に相談するのが大変ですし、それでも改善しなかったら高い敷金礼金と引っ越し代を払って自分が引っ越すしかありません。サブスくらしなら1ヶ月で部屋を移れるし、フロントに簡単に相談できるので、隣人の騒音に悩まされる機会はかなり減ると思います」(20代女性)
「実家暮らしから賃貸暮らしを検討したときと、ホテル暮らしを検討したときにかかる生活費を算出したときに、ホテル暮らしの方がコスパが良かった」(30代男性)
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今後も利用者アンケートの結果をもとに、みなさまからいただいた質問に答えていきます。次回のホテルQ&Aコーナーもお楽しみに!
ーーーアンケート調査概要ーーー
回答数:50名
回答者:10代~40代の男女
実施日:2021年7月19日
種別:複数回答可
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いただいた質問に、 goodroom スタッフがお答えします。
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櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。最近リノベマンションに引っ越したばかりなので、街だけでなく、室内の住環境を整えていくことにも興味津々。部屋中無印。