TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
2021年ゴールデンウィーク、goodroom journal では「インテリアの基本」を特集します。新生活をスタートし、そろそろ家具を買い揃えようかなと思っている方、ちょっと部屋の模様替えをしたいなと思っている方。あらためて「基本」を知ることで、暮らしやすいお部屋に整えていきませんか?
3日目は、「インテリアコーディネートの基本」。統一感があって、センスを感じられるお部屋にするための基礎知識をまとめました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
自分の部屋にどんなアイテムが多いのかをあらためて見直して、目指したい部屋のテイスト・テーマを設定しましょう。
テイスト・テーマを決めた上で、「ちょっと合っていないな」と思うアイテムがあれば、いったん外したり、少しずつ買い換えてみるのがおすすめです。ちょっとしたものでも部屋が見違えることがありますよ。
「どんなテイストがいいかわからない!」という方は、それぞれのインテリアスタイルでよく使われるアイテムを参考にしてみてください。
・ファブリック・ソファ
・明るい色味の木の家具
・丸みのあるデザイン
・ 暗い色味の木の家具
・ ヴィンテージ・ファブリック
・ 重厚さを感じるデザイン
・モノトーンの家具
・ガラスや金属の素材
・水平・垂直のデザイン
・革のソファ
・アイアンの家具
・剥き出しの素材感
カーテンやソファなどのファブリックや、クッションなどの小物に色を取り入れるなら、まとめやすいカラーコーディネートは「同系色」もしくは「同一トーン」がおすすめです。
「同系色」とは、ブラウンとベージュ、ダークブルーとライトブルーのように、同じ色味を持つもの同士の組み合わせです。
「同一トーン」とは、パステルブルーとパステルピンクのように、寒色と暖色など異なる色味でも、明度と彩度が同じもの同士の組み合わせです。複数の色味のものを取り入れたい場合も、同一トーンならまとまって見えますよ。
色のコーディネートはうまくいっているものの、どうもお部屋が単調に見える場合は、アクセントに「異素材」のものを取り入れてみましょう。
例えば、木の家具でまとめたいなら、脚にアイアンを使ったテーブルをおく。革のソファをおく。ガラストップのサイドテーブルを置く。陶器の花器を飾る、など。
ところどころに素材感の異なるアイテムがあることで、お部屋が引き締まっておしゃれな印象に見えます。
飾りたいもの、見せたいものは、部屋のあちこちに置くのではなく1点にまとめて、「目線が集中する場所」を作りましょう。
また、カーテンやベッドリネンなど広い面積をとる場所に派手な色、柄を使っていると、小さなお部屋の場合はそこにばかり目がいってしまい、部屋が狭く見える効果も。視線を集めたくない場所は白や無地のアイテムで抑えるなど、メリハリを持たせるのが効果的です。
フォーカルポイントにセンスよくアイテムを並べるためには、「バランスの良い構成」を意識しましょう。
整って見える構成には、こんなパターンがあります。
・ 三角構成
・ リピート構成
・ 集中構成
壁がディスプレイできたら、その下に「家具」を置くことで、バランスの取れた配置になります。
逆に、ソファ回りやベッド周りなどが殺風景な場合にも、家具の上の壁面を飾ることで、引き締まった印象のお部屋に。
自分がつくりたいお部屋のイメージを固めるために、おしゃれなインテリア実例を参考にしてみてください。
いただいた質問に、引越し大好きな goodroom スタッフがお答えします。
下記フォームより、お気軽におしらせください。
goodroomで東京・神奈川・埼玉・千葉の賃貸を探す
goodroomで大阪・神戸・京都の賃貸を探す
goodroomで名古屋・愛知の賃貸を探す
goodroomで福岡の賃貸を探す
goodroomで札幌・北海道の賃貸を探す
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。