ホテル暮らしは「不在票知らず」でラク!ホテル生活1年生の私が住民票や、郵便物の疑問に答えます
「ホテル暮らし」という暮らし方が少しずつ広まってきていますが、まだまだハードルが高いのも事実。そこで現在ホテル暮らし中のgoodroomスタッフ、イワタリサが、ホテル暮らしのリアルを語る連載をスタート。第4回目は多くの方からご質問いただいた「住民票」のこと、「郵便物」の宛先や受け取り方について紹介します。…
長期のホテル暮らしの場合、単純に旅行に行くのとは勝手が違うことも。「ホテル暮らし」に持っていったほうが良い「必需品」と、「あれば良いもの」をまとめてみました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
結論から言ってしまうと、ホテル暮らしの必需品って、それほど多くありません。
なぜなら、空間やインテリア、設備やサービス、アメニティまで、滞在中の居心地にとことんこだわっているホテルが多いから。
自分で「あれもこれも」と用意するよりも、ホテルのサービスや空間自体を楽しむつもりで、なるべく身軽に始めるほうが、ホテル暮らしのメリットを感じやすいでしょう。
着替えの必要枚数は、「洗濯できる頻度」に応じて決めましょう。
忙しくて土日しかコインランドリーに行けない場合は7日分。こまめに行ける方は2,3日分。
クリーニングや宅配ランドリーサービスを利用する方は、即日では仕上がらないことも考えて、「2ターン分」を用意しておくと安心です。
洗顔ソープ、クレンジングや、化粧水、ヘアワックス、化粧品など。
ホテルによっては備えているところもありますが、その場合も1回使い切りタイプが多いので、長期滞在なら自分で用意するほうが便利です。
意外にすぐ必要になるのは、爪切り。貸し出してくれる場合もありますが、衛生的な問題もあるので自前のもので。
スマホやパソコンなどの充電機器を忘れずに!
靴は毎日同じものを履いていると傷んでしまうので、最低2足を用意。
カバンも、TPOに合わせて使えるものを用意しておくと安心です。
ほとんどの場合備えつけがあり、長期滞在の場合もホテルごとに決められたタイミングでタオル交換をしてもらえます。
ドミトリータイプのホステルの場合は有料レンタルのことがあるので確認を。その場合も、自分で用意、洗濯するより、ホステルのものをレンタルしたほうが便利です。
ホテルに備えつけがあります。こだわったものを用意しているホテルも増えているので、自前のものを用意する必要はほぼないでしょう。
ドライヤーも、良質のものを備えているところが多いので、すごくこだわりがある方以外は必要ありません。
電気ポットは、ほとんどのホテルに備えつけがあります。
卓上のIHコンロ、ガスコンロ類は、室内での火器の使用は厳禁であるため、持っていっても使用ができません。
ホテルの室内が乾燥する……という悩みがあるという方もいらっしゃると思いますが、最近のホテルでは加湿器、空気清浄機は備え付けのことが多いです。
ない場合も、コップに水を入れておいておく、濡れたタオルを干しておく、などで簡単に調整できるので、大がかりなものは必要ないでしょう。
ホテルのアメニティにありますが、簡易的なものなので長期の使用に向いていません。自分のこだわりのものがあればそれを用意するのがベター。
ドライヤーはあっても、ヘアアイロンはないか、貸し出し式のところがほとんど。毎日必要な方は持っていきましょう。
ホテルにも備えつけがありますが、毎日着るものなのでこだわりのものを用意するのがおすすめ。
良質なものを選べば寝心地にも影響しますよ。
ホテルにあるものは、使い捨ての簡易タイプか、共用のものです。履き心地にこだわりたい方は自分専用のものを持っていきましょう。特にお風呂上がりに履くことが多いので、タオル地のものがおすすめ。
共用部内をスリッパで歩き回ることがNGのホテルでは、自販機コーナーやコインランドリーに行くためにサンダルを用意しておくとより便利です。
室内に使えるアロマスプレーや、バスオイルなど、自分がリラックスできる香りのアイテムを持っていくと安心。いつもと違う環境で眠るのが慣れない方は、睡眠導入となるようなものを用意するといいですね。
電気ポットで簡単にいれられるお茶やコーヒーは、好きなものを持っていくのが良いでしょう。
仕事柄、1日中パソコンモニタをみているというライター・編集者や、ITプログラマ職の方は、「ホテルにもパソコンモニターを持ち込む」という例を聞きます。
「ホテルだから、パソコンもノートPCじゃないと……」ということはありません、最適なデスク環境を整えちゃいましょう。
持ち運ぶのが億劫という方は、クロネコヤマトのパソコン専用の宅急便を使えます。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。現在、定額制の居住サービスを利用して全国で多拠点生活中。