デザイン学入門
1K(20.03㎡)
椅子としてだけでなく、サイドテーブルとしても使え、便利なスツール。せっかくなら、より長く使えて、愛着が湧きそうなものを選びたいですよね。今回は経年変化を楽しめる無垢材スツールを紹介します。
text : Zawa from goodroom渋谷店
古くから書道文化が盛んな広島県府中市上下町。作品を飾る額縁の産地として栄えてきたことで知られます。今回紹介する無垢材スツールを製造している「伝統工芸株式会社」は、この町で昭和58年に創業。創業時からつづく額縁や屏風、茶道具などの製造のほか、最近では無垢材を使った家具のシリーズ「LISCIO(リッショ)」を展開しています。
暮らしに寄り添う家具を作ることに重点を置いている伝統工芸株式会社。「どんな暮らしにも溶け込み、触り心地よさや使い勝手の良さで日常に幸せをもたらす」ということをアイデンティティーにものづくりをされています。その意気込みが、無垢材スツールの丁寧な作り込みと滑らかな曲線からもよく伝わってきます。
見た目だけでなく、組み立ての方法もシンプル。付属されている六角レンチを使用して組み立てられるノックダウン方式が採用されています。一人でも8分ほどで組み立てられることは嬉しいポイントですね。
椅子としてだけではなく、テーブルや、雑貨の一時的な置き場としても使えます。例えば、玄関に置くと、靴を履く時やカバンのちょっと置きに便利。様々な空間で活躍してくれるアイテムなので、一人暮らしの小さなお部屋でも、人数が増えて二人や、家族になっても、ずっと長く使い続けられそう。無垢材のため、使い込むほど味の出る経年変化も楽しめるので、使い続けていると自然に愛着も湧いてきます。
LISCIO 無垢材スツール
https://liscio.theshop.jp/items/29201928
ざわ
ざわ
グッドルーム取材スタッフ。東急目黒線ユーザー。武蔵小山と西小山、奥沢が好きです。