ホテル暮らしは「不在票知らず」でラク!ホテル生活1年生の私が住民票や、郵便物の疑問に答えます
「ホテル暮らし」という暮らし方が少しずつ広まってきていますが、まだまだハードルが高いのも事実。そこで現在ホテル暮らし中のgoodroomスタッフ、イワタリサが、ホテル暮らしのリアルを語る連載をスタート。第4回目は多くの方からご質問いただいた「住民票」のこと、「郵便物」の宛先や受け取り方について紹介します。…
先日、政府から「「ワーケーション」の普及に取り組む考えが発表され、ニュースでも大きく取り上げられました。ところで「ワーケーション 」ってなに……?実践している人たちの例を紹介します。
text : Miha Tamura from goodroom journal
ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、2000年代にアメリカで生まれたと言われています。リゾート地や旅先などで、余暇を楽しみながらリモートワークで働くことを指します。
Uberなど、IT系スタートアップ企業で多く導入されており、日本では2017年からJALが取り入れたことが話題になりました。
和歌山県や長野県、北海道など、ワーケーションの誘致に積極的な自治体も多くあります。
休暇中にも会社から電話やメールがあって、疲れてしまった……という経験をした方もいるかもしれません。休暇中なのに働かなきゃいけないなんて、大変じゃない?と思ってしまいますが、ワーケーションの場合、休暇中に仕事を行なった分もしっかり「業務」として会社が認めることが前提になります。
例えば前述のJALの場合は、通常の休暇に「プラスして」5日間のワーケーション日程を追加でき、その日程は勤務日として認められます。
旅先でそのままリモート会議などに参加することが可能になるので、旅行の日程を長めにとりやすくなるというわけなんですね。
子育て世代の場合、お子さんの夏休みなどの長期休暇に合わせてワーケーションを実施する方が多いです。親が仕事をしている間、子どもたちは自然を満喫した遊びを楽しむことができ、親子ともにリフレッシュできます。
親の仕事の都合に合わせて短い日程の旅行にしか行けなかったという方も、ワーケーションの制度があれば、夏休みの期間をずっと旅先で過ごすことも可能に。
自宅でリモートワークをしていると、どうしても集中できず効率が下がってしまう、という方もいるのでは。
ワーケーションで、リゾートやホテルなど、環境を変えて仕事をすると、想像以上に集中できるという効果もあります。
ゴールデンウィークやお盆、連休など、人が集中して休暇をとる時期に旅行に行くと、人が多すぎて疲れてしまうということもありますよね。
ワーケーションなら、平日など空いているときに観光をすることもでき、行き帰りなどの交通ラッシュを避けることもできます。
ワーケーションでは、仕事をしながらの休暇になるので、いろんな場所を転々とするというより1箇所を長く楽しむことが多いです。
二拠点居住とワーケーションを組み合わせる方も多いです。
ふだんは平日は都内、週末は郊外でと暮らしている方が、郊外の家に長期滞在して仕事もするというケースがあります。
ホテルのロングステイプランを使ってワーケーションをするケースもあります。
ホテルではラウンジなども仕事に使える場合もあり、より集中して仕事をし、休暇とのメリハリをつけながら楽しめそうですね。
いただいた質問に、 goodroom スタッフがお答えします。
下記フォームより、お気軽におしらせください。
田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。現在、定額制の居住サービスを利用して全国で多拠点生活中。