ふと、惹かれてしまう
2DK(40.07㎡)
#stayhome おうち時間を楽しもう!今年のゴールデンウィーク、goodroom journal ではお部屋をもっと楽しくするためのインテリアのアイディアを毎日お届けします!DAY10は、この機会に手に入れたい「おしゃれな椅子」特集。最近では、完成度の高いリプロダクト品も多くあり、手に取りやすくなったデザイナーズチェアの名品と、素敵な椅子のあるインテリア実例をまとめます。
text : Miha Tamura from goodroom journal
ミッドセンチュリー・デザインの代表格。チャールズ&レイ・イームズによるシェルチェアは、時代を超えて愛される名品です。一体成型でつくられた流線型のフォルムは座りやすく、ワークチェアとしてもおすすめ。一人暮らしなら、お部屋の片隅に置かれているだけでも絵になります。
同じくイームズの「ラウンジチェア」は、座面の傾きが大きく、広いので、ゆったりとした姿勢でくつろげるチェアです。
金属を素材にした彫刻活動で知られていたハリー・ベルトイアによる金属ワイヤーを用いた名作チェアです。繊細なフォルムで、置いておくだけでも印象的な空間になりますね。
「セブンチェア」「アントチェア」と並び、デンマークを代表するデザイナーの巨匠アルネ・ヤコブセンの名作「グランプリチェア」。1957年のミラノ・トリエンナーレにてグランプリを獲得したことからその名で呼ばれ、Y字型の美しいフォルムが高い評価を得ています。背座一体の座面は座りやすいだけでなく、軽さと耐久性もあり、一人暮らしのお部屋にもマッチします。
1950年からずっと生産され続けている名作チェア。背中を支える支柱がYの字であることから「Yチェア」という愛称で知られています。デザインのルーツは中国で、どことなくアジアな雰囲気もある椅子。ペーパーコードの広めな座面がしっかりと程よい弾力で支えます。
artekの「スツール60」は、アルヴァ・アアルトが開発したフィンランドバーチ材を直角に曲げる技術「L-レッグ」を応用したシリーズ。シンプルながら普遍的なデザインが魅力で、ダイニングチェアとしてももちろん、サイドテーブルやスツール、ディスプレイ台としてなど、様々に活躍します。一人暮らしならまずはこの椅子から、始めてみるのもおすすめ。
同じくアアルトの「チェア66」は、スツール60に背もたれがついたようなデザイン。疲れにくく、ワークチェアやダイニングチェアとして、シンプルなのでこちらもディスプレイ台としても使用できます。
ノルウェーのバッドネ社より60年代に発売された「ファルコンチェア」。ファルコン=ハヤブサをイメージし、曲げ木のフレームにキャンバスを吊るした独特の構造で、身体全体を包み込むような座り心地に癒されます。
フランスを代表する家具デザイナー、グザビエ・ポシャール。フランス海軍でも採用されたことから「マリーンチェア」とも呼ばれるこの椅子は、スチールに亜鉛メッキを施していて、耐久性もばっちり。アウトドアにも利用でき、軽くて持ち運びしやすいこともポイントです。こんな風に、色違いで揃えるのも素敵ですね。
1962年にカリモク初の自社製品として誕生して以来、一度も廃番になることなく生産が続けられているチェア。日本の住宅向けにシンプルでコンパクトなつくりになっています。組み立て式で、消耗パーツの交換が可能なため、大事に長く使い続けられる椅子です。
イギリスのウィンザー地方で生まれた伝統的な木製のチェア。こちらは、フープバックといわれる曲木枠式のもの。曲線のデザインが綺麗ですね。
こちらはコムバックのロッキングチェア。ソファの代わりに、くつろげるロッキングチェアを置くのも、味があって素敵です。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。