デザイン学入門
1K(20.03㎡)
真ん中に土間が作られた、ラフで素材感の良いリノベーション団地。一目見て、ここで暮らすイメージが湧いてきたという運命のお部屋で、楽しく居心地の良い空間を作っていらっしゃる一人暮らしのインテリアを拝見します。
text : Miha Tamura / photo : @jam_154
築48年の団地で、一人暮らしをされているjamさん。
デザインのお仕事をされており、43㎡の1LDKを自宅兼仕事場として使っています。
古い団地といっても、室内の真ん中に大きく土間がつくられた、一風変わった間取りにリノベーションされたお部屋です。
ご実家に暮らしていて、そこまで引越しはお急ぎではなかったというjamさん。
goodroom の Instagram でたまたま見かけて「このお部屋なら住みたい!」と住んでいるイメージが湧き、すぐに内覧。一人暮らしをスタートさせました。
「新築とか築浅の綺麗なお部屋だと、逆にどんな風に住んでいいのかわからなくて。ここは古い団地をリノベーションしているので、合板や塗装の壁、土間など、素材感がいいなと思ったんです。ピカピカしてなくて、ラフな感じが、気に入りました」
土間の床も、とても便利に使っているそう。
「植物の世話をしたり、工作をしたいときに、気にせずに使えるところがあるのは嬉しいですね」
決めていることは、「物の定位置を明確にする」ことと、「素材感を大事にしたアイテムを使うこと」。プラスチックをなるべく使わず、木や、もしくは金属など、このお部屋に馴染むものを選んでいます。
「できればここからあまり引越したくない」というほど、このお部屋を気に入っていらっしゃるjamさん。まさに、運命の出会いだったんですね。一目でピンときた、自分の感性に合うお部屋だからこそ、こんな風に工夫しながら素敵に暮らしていけるのかもしれません。
jamさんのInstgramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/jam_154/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。