ふと、惹かれてしまう
2DK(40.07㎡)
せっかく気に入って選んだ部屋。住んでみたらちょっと暗かった……!そんな時はどうしたら?暗さをポジティブに捉えてむしろ楽しむアイディア、少しでも明るく暮らすアイディアをそれぞれまとめました。
text : Miha Tamura from goodroom journal
2階1Kの北向きの部屋に住みます。日中は家に居る時間も少ないので契約まではさほど部屋の向きにはこだわりも無く決めてしまい……契約後、部屋の明るさ、湿気等気になり今では後悔してます。。が、前向きにデメリットをメリットに変えて快適におしゃれに住めるような、インテリアや配置を教えてほしいです。
内覧の時には家具もなく、意外に明るく見えてしまうため、気づきにくい「日当たり」。
暮らしているうちに、「あれ、ちょっと暗いなぁ」って思うこと、ありますよね。
ただ、暗いのも悪いことばかりではありません。「暗い部屋」をなるべく楽しむ方法、なるべく明るく暮らす方法の2パターンでアイディアをまとめます。
暗い部屋はホームシアターにうってつけ!ちょっといいスピーカーや、モニター、あるいはプロジェクタを置いて、映画をみたり、1日中動画を流しておく、なんて使い方もいいですよ。
夜しか家に帰ってこないなら、むしろ「夜の空間」が一番美しくなるような照明プランにしてみるのもありです。
北向きの部屋は、日焼けしにくいので本や大切な雑貨、アートなどを飾りたいという人にはむしろ適しています。
お気に入りの大きなアートを選んで壁にかけると、雰囲気も違って見えてきますよ。
大きな家具や荷物に囲まれた部屋は、窓からの光も遮りやすく、暗く見えてしまいます。
必要なものを厳選して、なるべくものが少ないシンプルな暮らし方を心がけるのがベスト!
部屋の多くの部分を占めるカーテン、ベッドシーツ、カバーなどのリネンや、大きめの家具は、全て「白」を選びましょう。暗めのフローリングのお部屋なら、白のラグなどを敷くのも効果的。
窓からなるべく多く光を取り込むのが大切。
ベランダが暗い色の場合は、白のスノコやパネル、板を敷いて白くすることで、光が反射したくさん取り込むことができます。
さらに、窓から取り入れた光がよく反射するような位置に、大きな鏡を置くのも効果的。
朝の光をいっぱい浴びたいベッドは窓際に寄せる、朝ごはんを気持ちよく食べたいダイニングテーブルは窓際へ、など、「部屋の中で一番明るい場所」を効果的に使えるような配置もおすすめです。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。