TOMOS 懐かしき日々
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のどかでどこかゆったりとした時間が流れる、大阪「我孫子」エリア。近くを流れる大和川の自然、昔ながらの商店街を抜ければ、きっとあなたもこの街が好きになるはずです。
text : ASAKO SAKURAI
大阪には「我孫子(あびこ)」の名がつく駅が4つもあります。ひとつは御堂筋線の「あびこ」駅。ここが一番有名ですね。続いて阪和線の「我孫子町」駅、南海高野線の「我孫子前」駅、そして阪堺電気軌道阪堺線の「我孫子道」駅。
アクセスのよさはそれぞれありますが、共通して言えるのはとっても牧歌的だということ。
街全体がゆったりと時間が流れている感覚です。
南には大阪で大きな川の1つである大和川があり、休日にはそこでランニングをすると、とっても気持ちいいと思います。
あびこ駅から我孫子町、我孫子前を通って我孫子道まで歩きましたが、商店街があったのがとっても印象的です。最近では少なくなってきている、「八百屋さん」「果物屋さん」「肉屋さん」「魚屋さん」などが並んでいます。スーパーでは、一度にたくさんのものを横断して買うことができて便利ですが、こんな風なお店を見るとついつい立ち止まってしまいますね。
いたるところで挨拶をする人がいたりして、古き良き日本の情を感じます。
我孫子道駅は阪堺電車といって路面電車。スピードは出ませんが街の間を抜けて行くと、不思議と穏やかな気持ちになれますよ。
お部屋はというと家賃は相場より控えめ。大学もあるので単身のマンションが多く、次いでファミリー用のお部屋もあります。デザイナーズマンションが多いわけではないですが、たまにとっても魅力的にリノベーションのお部屋が出たりするので、目が離せないエリアとなっています。
※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。最近リノベマンションに引っ越したばかりなので、街だけでなく、室内の住環境を整えていくことにも興味津々。部屋中無印。