デザイン学入門
1K(20.03㎡)
小さなお部屋でも、居心地よく暮らすにはどうしたら?物をしまう場所を決め、整理整頓をしっかり心がけると、こんなに暮らしやすいお部屋に生まれ変わりますよ。整理収納アドバイザーさんの暮らす、1Kのお部屋を訪ねました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
整理収納アドバイザー認定講師として活躍されている麻里さん。
お住まいのお部屋は、都内人気駅から歩いてすぐの立地がとても便利で、気に入っているという、6畳ほどの1K。
こちらのお部屋に引越すまでは、もっと広いお部屋に暮らしていた麻里さん。引越す時にまず行ったのは、「収納に合わせてものを減らすこと」。
ただし、ベッドの下など活用できる場所はきっちり活用、お部屋に合わせて邪魔にならない位置に収納ボックスなどを準備して、空間を有効に使っていらっしゃいます。
小さなお部屋では、「パソコンデスク」や「テレビ用ボード」のような用途の決まった家具ではなく、フレキシブルに何通りにも使えるものを選ぶ、これが鉄則だな、とあらためて感じます。
小さなお部屋の整理整頓方法、鉄則のその2は「物の定位置を決めること」。
麻里さんのお部屋では無印良品の収納家具を使っているため、その中の細かな仕切りケースやファイルボックスも規格が揃い、とても整ってみえます。
なんとなく大きなボックスにごちゃっとしまっていた私、大反省……。
ものを減らせばすっきり見える、とは言っても、自分にとってお気に入りや、思い出のものを大事にされていらっしゃるのも印象的でした。
一人暮らしを続けていくとどんどん増えていく荷物。そんな時に引越しを考えると、「広さをとるか?立地をとるか?」で悩みがちです。
でもこんな風に、自分の持ち物をちょっと見直して、小さなお部屋でも快適に暮らせるようになったら、「住める場所」「住みたい場所」の選択肢がすごく広がるんじゃないかな。そんな風に感じます。
麻里さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/a___l__e_/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。