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時間をかけて作られる「手仕事」を感じたい-自由が丘「カタカナでカタカタ展」開催

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時間をかけて作られる「手仕事」を感じたい-自由が丘「カタカナでカタカタ展」開催

普段見慣れない「型染め」という技法を用いて作られる、色鮮やかな布小物。そんな雑貨が販売されるイベントが、9月13日まで自由が丘で開催されています。

text : ASAKO MIYAKE

今自分が着ている洋服、手ぬぐい、バッグ……それらには、一様に様々な色や模様で彩られていますが、それがどのような手法で作られているかを考えたことはあるでしょうか。

今回ご紹介したいのは、日本の伝統的染色技法で、型を使って布や和紙に模様を施していく「型染め」という技法を用いて作られた、ハンドメイド雑貨を販売するイベントです。

katakata2019

開催されるのは、「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」をコンセプトに、日本全国から伝統工芸品や名産品、文房具、洋品、作家モノなど、様々なアイテムをセレクトし、販売している自由が丘の雑貨屋「カタカナ」さん。

店内では、季節に応じて品揃えに変化を持たせ、2~3週間単位でイベントなども開催しています。

そんな「カタカナ」が今回コラボレーションしたのは、「kata kata(カタカタ)」。kata kataとは松永武さんと高井知絵さんによるユニットで、型染め・注染・プリントによるオリジナルの染布を制作しています。

店内には色鮮やかな布小物が並んでいます。

店内には色鮮やかな布小物が並んでいます。

モチーフとなるのは日々の生活の中で感じる全ての事柄で、動物、昆虫、植物、風景など……。それら全てに物語を想像し、布を染められています。

kata kata/カタカタ ポーチ (にわとり)/3,500円(税抜)

kata kata/カタカタ ポーチ (にわとり)/3,500円(税抜)

布を広げた時に、ものがたりを想像できるような、会話が生まれるデザインを心がけているとおっしゃっているとおり、見ているだけで作品ひとつひとつの模様それぞれに、ストーリーが感じられるのです。

多くの工程を必要とする型染めですが、手仕事によってうまれる布は、より温かみを増すように思います。kata kata は温かい空気を生みだす、そんな布づくりをしています。

躍動感のある、くじらをモチーフにした風呂敷。タペストリーとして飾ってもいいかもしれません。

躍動感のある、くじらをモチーフにした風呂敷。タペストリーとして飾ってもいいかもしれません。

今回販売されるものは、バッグやポーチ、風呂敷、手ぬぐいなど。日常に取り入れやすい形でありながら、模様はどこでも見たことのない、まるで絵本のなかから飛び出してきたあのような躍動感があるものばかり。

ぜひ訪れてその雑貨を持った自分を想像しながら手に取り、雰囲気を感じ取ってみてください。きっと毎日の生活が、ちょっとだけワクワク、楽しいものになりそうです。

カタカナでカタカタ展
会期:2019 年 8 月 31 日(土)~ 9 月 13 日(金)
会場:カタカナ自由が丘店 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢 5-20-21 第一ワチビル 1 階
http://katakana-net.com/?p=19700&preview=true

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三宅

三宅朝子

三宅朝子

goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。最近リノベマンションに引っ越したばかりなので、街だけでなく、室内の住環境を整えていくことにも興味津々。部屋中無印。

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