珈琲の香りで迎える朝
1R(37.4㎡)
ついに10連休のゴールデンウィークに突入!と言っても、特に予定はないっ!というアナタに向けて、グッドルームは毎日たっぷり、読み応えあるインテリアと部屋探しの記事まとめをお届けします。
DAY3は、「お気に入りの本屋を探そう」より、東京の個性的な本屋さんに関する記事をまとめます。
text : ASAKO MIYAKE
毎晩様々なテーマでイベントなども行っている、本好きの間で人気の本屋さん。店内にはジャンルの表記が一切なく、常に本との新しい出会いのきっかけをくれます。オーナーが本当に売りたい、と思える“いい本”ばかりなんです。
アートをテーマにした本が小さな店内にぎっしりと詰まった本屋さん。アートといっても、肩ひじ張らずに楽しめる、程よい選書が魅力。次から次へと創造力がむくむくと膨らんできて、あっという間に時間が経ってしまう、不思議な空間です。ダラダラしてしまいがちなGWにピリリと感性を磨きたい方は、ぜひ。
10坪の細長い空間には、壁に沿って大小の本棚が連なり、ぎっしりと本で埋めつくされています。「一つとして同じ本はない」という古本の魅力を教えてくれるような、本への愛情がたっぷり詰まった場所でした。
東京都内はもとより、ヨーロッパ、アフリカ、アジア…。世界中のガイドブックがエリア別に並ぶ、旅の本屋さん。ガイドブックだけではなく、思わず旅に出たくなる小説や、美味しいごはんが食べたくなる、グルメ本など、さまざま。直感で気に入った本を手に取りたくなる、本好き・旅好きにはたまらない場所です。
元は編集の仕事をしていたという店主が1冊ずつ選んだ、衣食住にまつわる本が並びます。どれも丁寧に作られた本ばかり。自分のいまの生活を見直すきっかけになるかもしれません。
ここは、移動カフェならぬ、「移動式本屋」。落ち着いた色味のブルートラックが運ぶのは、新刊から古本、リトルプレスなど。公園や駅前、野外イベントなどの行く先々に合わせて、その都度品揃えや形態が変わるフレキシブルな移動本屋さんです。GWもどこかに現れるかも。Twitterで情報をチェックしてみてくださいね。
日本の文化を海外に伝えるプロパガンダとしての役割を担っていた編集プロダクションが入居していたビルの1階にある本屋さん。「1週間に1冊だけ」、本の展示をし、販売するその手法も画期的で新しい。一期一会の本との出会いを楽しみましょう。
「出版社」というくくりで本を特集し、定期的に扱う本を入れ替えていく、ちょっとユニークな本屋さん。オーナーの好みを前面に出すのではなく、自分の知らない本や、興味のなかったジャンルに出合えるように設計した結果、そのようなフラットな選書スタイルになったそう。意外な本との出合いが、あなたを待っています。
赤坂という都会のど真ん中の立地ながら、靴を脱いであがる、まるで自宅におじゃましたかのような本屋さん。所々に木製のブックエンドが挟まっており、作家名が刻印されていて、そこには、数十冊、作家さんが選んだ本が並びます。あなたの好きな作家さんはどんな本を読むのだろう?そんな発見がありそうです。
最後にご紹介するのは、本をきっかけに夢を叶えたいあなたを応援してくれる本屋さん。カメラの本を読んだらカメラが上手になる自分を想像したりしますよね。そうしたときに、同じような方たちが集まって、カメラをつかったワークショップを開催する……そんなイメージです。もしずっとアウトプットしたいけれどなかなかできていない趣味などがあれば、まずはここで本を探すといいかもしれません。この場所が、そっと背中を押してくれるはずです。