デザイン学入門
1K(20.03㎡)
これから初めてのひとり暮らしを始める方や、お部屋のイメージをちょっと変えてみたい!と思っている方へ。たくさんのヒントがもらえそうな、ひとり暮らしの先輩の部屋を紹介します。
6人目のぷじさわさんは、絶妙な間取りにお気に入りの家具を全部置いて、あちこちの壁を飾って楽しむ、あえて言うならば ”我慢しない” お部屋。その秘訣を聞いてきました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
都内のコーヒーショップにお勤めのぷじさわさん。中央線沿線で見つけたお部屋は、駅から徒歩20分とちょっと遠め。建物もちょっと古め。「いい部屋があったら引越そう」とインターネットで物件をちょこちょこ検索していたというぷじさわさん、「これだ!」という決め手となったのは、絶妙な間取りでした。
グッドルームでも、ひとり暮らしを始める方から「ソファとベッド、両方置けますか?」とか、「ローテーブルとダイニングテーブル、どっちを選ぶべきですか?」といった家具配置のご質問をいただくことが多いのですが、ぷじさわさんのお部屋を見て、「これだー!」て思っちゃいました。
間取りを選べば、置きたい家具は置ける!
収納も、部屋の入り口も引き戸なので、ドアが干渉しないのも大きなポイント。それにしても、本当に絶妙な間取りのお部屋を見つけましたよね。天井には屋根裏収納までついていて、スノーボードなど季節のものをしまっているそうです。
テレビは置かず、ソファの上の白い壁にプロジェクタで写して映画などを楽しんでいるのだそう。ソファの対面にはまずテレビを置かなきゃ、て考えると、配置が難しくなりますが、そんなふうに自由に楽しむ方法もあるんですね。
ぷじさわさんのお部屋には、お気に入りのポストカードや写真、グリーンやドライフラワーなど、たくさん飾ってあるのに、邪魔になる感じが全然しないのは、日常的に使うアイテムの中に上手に混ざっていて、逆に生活感を打ち消しているからかも。
自分は部屋にものが多いからおしゃれにはならない……なんて諦めてましたが、こんなふうに配置のセンスで小さなお部屋でも楽しく飾る方法はあるんですね。
ひとつひとつ、飾ってあるものをみせてもらっていると、「これ、どこで買ったんですか?」「これ、どこの写真ですか?」と、ついつい話が弾んでしまうお部屋でした。
ぷじさわさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/223.070/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。