TOMOS 下町での新しい暮らし
1R(27㎡)
そろそろ、今住んでいる部屋の更新が近づいてきたので、部屋探しを始めようと思っています。
何度か引越しをしているのですが、いつも部屋探しはドタバタ。内覧に行く前に準備しておいたほうがいいことってありますか?
なんとなく不動産屋さんに行って内覧をしてみたもののなかなか決められず、他の人にとられてしまって後から後悔するということ、よくありますよね。
特にこれからの12月〜3月のお引越しシーズンは、よい条件のお部屋ほど争奪戦が激しくなります。
「見てから考える」「いい部屋があれば」と、条件を考えずにたくさんのお部屋を見てしまうと、却って悩み続けてしまうという方、多いんです。
いいお部屋を見た時に「これだ!」と即決できるよう、内覧の前に、自分にとって大切な「いい部屋の条件」をしっかり決めておきましょう。
「いい部屋の条件」といっても、誰にとってもパーフェクトな条件のお部屋、というものは存在しません。
探すべきなのは、「誰にとっても条件のよい部屋」ではなく、「自分の思い描いたライフスタイルが実現できるお部屋」です。
グッドルームでは、お店に来ていただいたお客様には、「なぜ、引越しをしたいと思ったのか?」「いま住んでいるお部屋で不満なところはどこか?」とお客様の求めるライフスタイルをお聞きしながら、「引越しのゴール」を明確にし、共有できるようにしています。
たとえば、
・ 会社への通勤時間を少しでも短縮したい
・ 今の部屋は陽当たりが悪い。気分がスカっとするような部屋に引っ越したい
・ ふたりで一緒に料理ができるキッチンと広いリビングがほしい
など、「自分にとって最も叶えたいこと」が明確になれば、びびっとくる部屋に出会った時、迷わなくなります。
特に、ふたり暮らしを始める方は、実際のお部屋を見る前におふたりでしっかり話し合っておくのがよいですね。
家賃と初期費用に出せる上限の予算は、お部屋探しの最中でぶれることがないように明確にしておきましょう。
ひとり暮らしの方で、家賃は「収入の1/3以下」が目安と言われています。
ただ、少し家賃が高くても、会社のすぐ近くだったり、素晴らしい眺望だったり、コスト以上のメリットを感じられることもあります。
家計簿アプリなどを使って、自分が月々にどのぐらいお金を使っているか、家賃にいくら出せるのかをしっかり把握しましょう。
ふたり暮らしの方は、お互いに本音で話し合っておくのが大事です。
時々いらっしゃるのは、「ひとりで住むとしたら6万円、ふたりで住むなら12万円ぐらい」と、両方の場合を想定して探される場合ですが、予算が大きくぶれていると、条件が曖昧になって決められないことがほとんどです。まず同居が可能なのか、相手の意向はもちろん、保証人となってくれるご家族などにもあらかじめ相談しておくことがマストです。
予算を超えたお部屋を内覧するのはやめておきましょう。
12月〜3月のあいだの人気物件で、家賃交渉に応じてくれることはまずないと諦めた方がよいかなと思います。
同様に、この期間には少し待てば家賃が下がるということも、まずありません(もし下がるとしたら、4月以降まで残っていた場合ですが、そういうお部屋はなにか決まらない理由があるはずです)。
内覧に行く前に、敷金、礼金、仲介手数料などの「初期費用」も忘れずにチェックしてください。
グッドルームでは、それぞれのエリアの多数ある物件の中からスタッフが厳選し「これは」と思うお部屋をサイトでご紹介しています。
お引越しシーズンのピークでは、その週はじめに掲載したお部屋は次の週末を越えると満室、ということがとても多くあります。
いいお部屋をおさえるために重要なポイントとなるのが、「入居申込書類の提出」と「入居審査」です。ほとんどのお部屋で、入居の申込は「内覧した順」ではなく、「入居申込書類がそろった順」、そして「入居できるタイミングが早い順」におさえられてしまいます。
「これぞ」と思う部屋を内覧しに行くときには、ここで手間取ることのないよう、必要な書類をあらかじめ確認し、準備しましょう。
必要書類はお部屋によって異なりますが、下記のものが手元にあると安心です。
▪︎入居申込時に必要な書類と記入項目(入居申込時に必須):
・ 身分証(運転免許証、健康保険証、パスポートなど。これがないと、お部屋がおさえられません)
・ お名前、生年月日、電話番号、現住所
・ ご年収、ご勤務先の住所、電話番号、所属部署、勤続年数、役職
・ 連帯保証人さまのお名前、生年月日、電話番号、現住所
・ 連帯保証人さまのご年収、ご勤務先、ご勤務先の住所、電話番号、所属部署、勤続年数、役職
▪︎入居審査に必要な書類(なるべく早めに準備):
・ 年収を証明するもの (前年度の源泉徴収票、課税証明書など)
▪︎ご契約時に必要な書類(ご契約日までに準備):
・ 認印もしくは実印(実印契約の場合)
・ 実印契約の場合は印鑑証明書
・ ご自身の住民票(現住所のもの)
・ 連帯保証認様の実印、印鑑証明書
また、申込を行ってから賃料が発生するタイミングは、「10日から3週間程度」です。
1ヶ月以上先まで待ってもらえることはほとんどありません。
今のお部屋の解約方法についてあらかじめ確認し、家賃が重なることも踏まえての予算設定をしておきましょう。
goodroom journal では、お部屋探し・引越し準備のよくある質問にお答えしています!
ぜひ参考にしてみてください。
女性のひとり暮らしで気をつけることって? 部屋選びのポイントまとめ
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お部屋探しのプロが薦める住みやすい街の選び方 in 東京
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通勤に便利な街・路線の選び方は?グッドルームスタッフのオススメをきいてみた in 東京
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引越にかかる費用、安くすませる方法は? 引越金額相場まとめ
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【保存版】引越にまつわる「失敗」傾向と対策
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