もしマンションの鍵をなくしたら。入居後のトラブルはどこに相談すればいい？

教えて！グッドルーム

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Q. 入居後のトラブル、どこに相談するのが正解ですか？

この前、ネットのニュースで鍵のトラブルや水回りのトラブルで業者を呼んだら、数十万円の出費になってしまったという例をみました。とても怖いな、と思ったんですが、賃貸マンションで鍵をなくしてしまったときとか、どこに相談するのが正解ですか？

A. 入居後のトラブルは、まず「管理会社」に連絡を。契約時に連絡先をメモしておくと安心です

賃貸マンションでのまさかのトラブル。いざというときに備えておくのはとても大事ですよね。
鍵をなくしたなどのトラブルの場合、頼りになるのは、マンションの「管理会社」さんです。
契約書に必ず連絡先が書かれていますので、入居の際には連絡先をメモしておくと安心ですよ。

オーナーさん・管理会社・仲介会社の違い

まずは、賃貸契約書に書かれているそれぞれの会社の違いを知っておきましょう。

貸主＝オーナーさん・大家さん
そのお部屋を所有している大家さんで、家賃のお支払先となります。
個人の方がオーナーであることも、不動産会社がオーナーであることもあります。

管理会社
オーナーさんから頼まれて、家賃の収金や、共用部の清掃など建物の維持管理を担当する会社です。
オーナーさん自らが管理人となっていることもあります。
ひとつのマンションに対して、管理会社は１社のみとなります。
入居後のトラブルは、こちらの管理会社さんに相談します。

仲介会社
オーナーさん、あるいは管理業者から頼まれて、お部屋の入居募集を行う会社です。
基本的に、どのお部屋についても、どの不動産会社でも入居募集を行うことができるので、ひとつのお部屋に対して仲介を行っている会社はたくさんあります。グッドルームもそのひとつです。

管理会社は、夜間の連絡に対応してくれる？

いざトラブルが発生した場合。会社の営業時間外であることも多いと思います。
そんなときも、管理会社さんの場合は24時間対応可能な緊急連絡先を用意してくれていることが多いです。

・「24時間対応サービス」がついている物件もあります。しっかりメモしておきましょう。
・わからない場合は、ひとまず会社宛に連絡。緊急連絡先への転送を行ってくれたり、留守電で番号を案内してくれます。

火災保険のトラブル対応窓口が頼りになることも

入居時に必ず加盟する火災保険にも、保険の対象となる火災、水漏れ、盗難などのトラブルの際、緊急連絡先が用意されていることがあります。
もし管理会社につながらないなどのときは、こちらも頼りにになりますよ。

修理の費用は入居者が負担しなくていいこともあります。契約書と、火災保険の適用範囲をよく確認しましょう

入居時の契約書には、それ以外にもトラブル時の対応について重要な記載がたくさんあります。
たとえば、電球の取り替えなどは基本的に入居者の負担となりますが、給湯、トイレ、もともと設置されているエアコンなどの設備の場合、普通に利用していて壊れたときにはオーナーさんの負担で修理をしてくれることが多いです。
また、入居者負担になる場合も、火災保険が適用されて補償額が返ってくることもあります。
自分で業者を呼んで、勝手に修理するのではなく、まずは管理会社に迅速な連絡、相談をするのが大事ですよ。

鍵紛失の場合は、警察、それに鉄道の駅に届け出をしましょう

鍵を紛失してしまった場合は、さらに、なるべく早めに警察への紛失届も忘れずに提出しましょう。
また、鉄道会社では、まず駅に忘れ物が回収され、そのあと遺失物センターに、最終的に警察署へと引き渡されるため、警察に届くまでに時間がかかります。
もし鉄道を利用中に紛失した可能性があるときは、念のためまずは最寄駅に連絡してみるのも忘れないようにしましょう。