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背伸びしすぎず、自分らしく。ワーケーションを楽しむための3つのヒント

軽やかな暮らしのはじめ方 Vol.53

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背伸びしすぎず、自分らしく。ワーケーションを楽しむための3つのヒント

観光地やリゾート地など、いつもと違う場所で仕事をしながら休暇も楽しむワーケーション。ワーケーションを成功させるためのコツを、経験者へのインタビューとともにご紹介します。

text:RYO ODA

旅をしながら働くサブスくらしユーザーの様子を覗いてみよう

goodroom journalではこれまで、全国さまざまな土地で生活する「サブスくらし」ユーザーにインタビューしてきました。

「サブスくらし」とは、全国の700を超えるホテルを自由に選び長期滞在できる、ホテル暮らしのサブスクリプションサービスです。東京だけでなく、沖縄から北海道まで、さまざまなホテルでの生活を楽しめます。

またgoodroomが提案する新しいライフスタイルレジデンス「goodroom residence」も利用可能。家具付きの部屋で生活でき、本格サウナやカフェ、無印良品がデザインを監修したラウンジなどを共用部として自由に使えます。

そんな「サブスくらし」を使って、各地を旅しながら働く人たち。これまで掲載してきたインタビューから、旅も仕事も充実させるためのコツを覗いてみましょう。

「思い切り楽しもう!」と気負いすぎない

普段生活する東京から離れ、長野県白馬でワーケーションに挑戦した、goodroomスタッフのイワタさん。東京とは全く違う非日常を体験する中で、あることに気付いたそうです。

「心が洗われ、感覚が研ぎ澄まされたと感じた1週間。実は到着してすぐの頃は「何かアクティビティをしなきゃ!」「ホテル以外の自然の中でも仕事をしてみなくちゃ!」と、なんだか気負っていたような気がします。

けれど途中で気付いたのは、この貴重な1週間は、私にとって都会で過ごしていた日常の延長でしかないのだ、ということ。

そう気付けたのも、都会に家賃のかかっている家がないからこそだと思います。サブスくらしを通じてならダブル家賃にならないので、気兼ねなく、気に入ったらいつまでもいていいんだと、肩の力を抜いて過ごすことができました。

星空が綺麗で、虫の鳴き声だけが聞こえる寝室。日の光がいっぱい降り注ぐラウンジでの仕事。そんな大自然の中では当たり前のことが、普段都会にいる私にとっては、新鮮で非日常的なことばかり。それだけで十分リフレッシュできると気付きました。」

頑張りすぎないワーケーション。1週間、都会を離れて感じたメリットと課題 | goodroom journal

せっかくのワーケーションだから!とついつい意気込んでしまうもの。しかしそのような焦りを抱えたままでは、かえって心が休まらないかもしれません。

どこか焦っているなと感じたときは、一旦立ち止まって深呼吸。肩肘張りすぎず、自分らしいペースで過ごそうと意識してみるのも良さそうです。

仕事もする以上、休暇ばかりに時間を使えないのが現実です。仕事のパフォーマンスを安定させるためにも「普段の生活リズム」を大切にしていたいですね。

事前に計画を立てておく

憧れだった関西に2週間滞在した、goodroom社員の石黒さん。計画を立てながら、関西での生活を満喫したそうです。

「仕事する日でも、ちょっと早起きして自転車を走らせて、まだ人のいない京都の風景を写真に収めていました。そのまま近くのカフェで仕事して、ホテルに戻ってくることも多かったです。

滞在期間が2週間と限られていたので、毎日計画を立てて過ごしていました。伏見稲荷や嵐山まで、京都中のいろいろな場所を巡ることができましたね。」

カメラを手に、自転車で京都を巡る。初めてのホテル暮らしで見つけた、新しい自分とは | goodroom journal

ワーケーション中に何がしたいか、どこへ行きたいかなど、計画を事前に立てておくのも良いですね。ずるずる仕事が長引いたり「何をすればいいんだろう」と迷ったりする時間も減らせそうです。

また休む時間だけでなく、仕事についてもある程度計画を立てておくと、仕事相手や同僚・上司とも連携が取りやすくなるでしょう。限りある時間だからこそ、計画的に使いたいですね。

仕事に集中できる環境選びも大切に

パートナーと二人で全国を巡りながら、エンジニアとして働くしょーごさん。旅だけでなく仕事も充実させるためのポイントについて教えていただきました。

「Wi-Fi環境が整っているホテルか、二人分の働くスペースがあるか、そしてツインで20㎡以上のお部屋があるか、という条件を満たす場所を探しています。

また室内に二人が働けるスペースがあるかも重要です

ただ両方叶えることが難しい場合もあります。そのときはホテルのラウンジの有無や、近隣にマンスリー単位で借りられるコワーキング施設があるかなどを事前に確認するようにしています。

観光地の近くに暮らして、フラッと名所を見に行けたり、人がいなくなった夜の観光地を楽しんだりするなど、普通ではできないことができる今の生活にとても満足しています。」

実家暮らしだった私が、全国を旅しながら働き、暮らせるようになった理由 | goodroom journal

仕事で求める環境と、休みを満喫する上で必要な環境は別物。「青い海を眺めながらパソコンを開いて……。」なんてどこか素敵に聞こえますが、仕事をするときはしっかり集中できる環境を整えたいですね。

仕事に適した環境を整えないと、リフレッシュどころかむしろストレスが溜まってしまいます

もしホテルで仕事したいのであれば、作業に適した机や椅子が部屋においてあるかチェックしてみましょう。また最近では、リゾート地や観光地にもコワーキングスペースが増えています。

オーシャンビューで贅沢なロケーションのコワーキングスペース「いいオフィス天草 by パララボ天草」
沖縄県石垣島のコワーキングスペース拠点「Coworking Space KLATCH Ishigaki」

仕事に集中したあと、すぐに観光やアクティビティを満喫できるのも、ワーケーションならではの楽しみですね。

仕事をするときはしっかり集中し、休むときは思いっきり休む。そのようなメリハリをつければ、仕事も旅もより充実しそうです。

**

どこか「一部の人たちしか楽しめないもの」として考えていたワーケーション。でも「サブスくらし」を使えば、むしろ日常の延長線上として楽しめそうです。

肩肘張らず、自分らしいワーケーションを味わってみたくなりました。

初期費用ナシ・おしゃれな家具・家電付きの「goodroom residence」

賃貸の初期費用や、家具の移動費を考えると、好きな時に好きな場所に暮らすなんて、できやしない。
だからといってホテル暮らしは少しハードルが高いし、やっぱり時々料理もしたい。

そんなモヤモヤを解消する、”賃貸とホテルのいいとこどり”な物件をgoodroomが作りました。

全部屋、初期費用不要で、おしゃれな家具・家電付き。サウナや無印良品が監修したワークラウンジなど、充実した施設が利用可能な物件も選べますよ。

身軽に2週間から住めるホテル・マンスリーのサブスク「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。

家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。

goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。

毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?

三宅  

 

織田諒

織田諒

編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。

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