single.php

こだわりの家具選びでつくる、一人暮らしのホテルライクなワンルームインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.346

シェア
こだわりの家具選びでつくる、一人暮らしのホテルライクなワンルームインテリア

30㎡、正方形のワンルーム。ダブルサイズのベッドを中心に、こだわって選んだお気に入りのパーソナルチェアをレイアウトし、ホテルライクに使いこなしていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

text : Miha Tamura / photo : @_____ymkg

正方形のワンルームをホテルライクに使いこなす

Gakky さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、30㎡のワンルーム。ちょっと珍しい、正方形の形のお部屋です。

「最初はソファをメインに置いていたんですがしっくりこなくてどうしよう、と考えたときにホテルの一室をイメージしてレイアウトしてみてはどうだろう?と、ベッドを中心にした配置に変えてみました。ダブルサイズのベッドを中心に、こだわって選んだ家具、椅子などをレイアウトしています」

ダブルサイズのベッドは、フレームがZINUS、マットレスはコアラマットレスのもの。一人がけのパーソナルチェアをたくさん配置しながら、バランスよくまとめていらっしゃいます。
収納の少なさは、USMハラーのキャビネットの下段を見えない収納にしたり、部屋を圧迫しにくいシンプルなIKEAのベストーキャビネットを利用したりと工夫。
色と素材を統一することも、統一感あるお部屋をつくるひとつのポイント。モノトーンのインテリアで揃えながら、アクセントとなるカラー、形を取り入れていらっしゃいます。「直線的な物になりすぎないように曲線的なものも要所要所に入れたり、オレンジが好きでオレンジを要所要所にちりばめています。それをやりすぎるとうるさくなるので、中性色である緑を入れることを意識しています」
「チェアなどの家具の脚は、できるだけ細いもので統一しています。基本的にウッドなどの有機的なものをあまり置かないようにしていますが、それだけだとちょっと寂しいので、ウッドの家具を置く時はウッドの質感が出過ぎない塗装されているものや、レザーのものを取り入れています」

「これでいい」じゃなくて、「これがいい」

「これでいいや、じゃなくて、これがいい。なんとなくこれでいいかな、というものは絶対に買わず、自分の中で重きをおいて、インテリアを楽しんでいます」と教えてくれた、Gakkyさん。お部屋の中にあるものの中でも、特にお気に入りを教えてもらいました。
ひとつめは、マルセル・ブロイヤーのD4チェア。「バウハウスの時代につくられた椅子です。Chromeメッキがすごく好きで選びました。普遍的なデザインで、見た目は華奢ですが、結構がっしりしています」
ふたつめは、彫刻家ハリー・ベルトイアがデザインしたダイヤモンドチェア。窓際に置かれて、きらきらと輝きます。「見た目は座りにくそうに見えるけど体にフィットして座りやすい椅子です。窓の前に置いても後ろが抜けて見えるので圧迫感がなく気に入っています」
3つめは、建築家のアイリーン・グレイが別荘「E1027」のためにデザインしたアジャスタブルテーブル。「サイドテーブルでは珍しく、高さの変えられます。1920年代にデザインされたもので、普遍的でスタイリッシュ、かっこいいですね」
クリエイターへのリスペクトの意味も込め、家具はリプロダクトではなくオリジナルのものを買うようにしているとGakkyさん。ひとつひとつ、大切に手に入れられてきた、とっておきの逸品です。

全体のレイアウトを考えた家具レイアウト、そして色や素材、デザインやストーリーに徹底的にこだわった家具選びで、正方形のお部屋を使いこなしていたGakkyさん。

じっくり考え抜いた空間づくりをとても楽しまれているのが素敵でした。

Gakky さんの Instagram アカウントはこちら
https://www.instagram.com/_____ymkg/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

初期費用ナシ・おしゃれな家具・家電付きの「goodroom residence」

賃貸の初期費用や、家具の移動費を考えると、好きな時に好きな場所に暮らすなんて、できやしない。
だからといってホテル暮らしは少しハードルが高いし、やっぱり時々料理もしたい。

そんなモヤモヤを解消する、”賃貸とホテルのいいとこどり”な物件をgoodroomが作りました。

全部屋、初期費用不要で、おしゃれな家具・家電付き。サウナや無印良品が監修したワークラウンジなど、充実した施設が利用可能な物件も選べますよ。

 

 

田村美葉

田村美葉

goodroom journal 編集長です。千葉の団地に住んでいます。これまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら

シェア
こだわりの家具選びでつくる、一人暮らしのホテルライクなワンルームインテリア
この記事を気に入ったら
いいね!しよう
twitterで購読

関連記事

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.339

コンクリートの壁面と植物との暮らしを楽しむ。33㎡・広めワンルームの一人暮らしインテリア

コロナ禍で変わった働き方に合わせて、住まいも変えてみようと引越しを決められたKeiさん。使い勝手のよい広めのワンルームで楽しむようになったという植物とこだわりのインテリアによるお部屋づくりについてお話を伺っていきます。…

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.319

「長くつかえるもの」を集めてつくる、北欧モダンスタイル。一人暮らしのワンルームインテリア

26㎡のデザイナーズ・ワンルーム。バランスよくコンクリート打ちっぱなしが取り入れられた空間に、個性のある北欧家具や、お気に入りのものをひとつひとつ取り入れて。「長くつかえるもの」を選びとってつくられた、北欧モダンの一人暮らしインテリアを拝見しました。…

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.242

ミニマルな6畳のワンルームを「ほっとする、帰りたくなる部屋」に。一人暮らしのワンルームインテリア

キッチンを含めて6畳ほどの小さなワンルーム。ものは少なく、シンプルに整えつつも、ラグや植物、照明などあたたかみを感じられるアイテムをプラスすることで「ほっとする、帰りたくなる空間」をつくられている、一人暮らしのお部屋を拝見しました。…

spacegray
main_copy
sub_copy
goodroom