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収納はアイテムとアイデアでつくる。1K・26㎡の一人暮らしインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.345

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収納はアイテムとアイデアでつくる。1K・26㎡の一人暮らしインテリア

以前に住んだ経験のあった鉄筋コンクリート造の住まいが良かったことから、今回の住まい探しでもコンクリート打ちっぱなしの物件が選択のポイントの1つだったと話すamiさん。おしゃれな内装の良さはいかしつつ、生活のしやすさも考えたお部屋づくりについてお話を伺っていきます。

text & photo : Tsubottle

視界の開けたキッチン

日頃から物件情報を見るのが好きでチェックされているamiさん。今回の住まいは、そんな習慣の中で見つけられたものでした。
「新しいお部屋に住みたいと思っていた中で、以前も住んだ経験のあった鉄筋コンクリート造を絶対条件に物件を探しました。この住まいは、コンクリート打ちっぱなしでかっこいいところが決め手でしたが、他にも天井が高く開放的で、窓が多いところも気に入っています。」

玄関から入ってすぐのキッチンスペースも大きな窓があり、お気に入りの空間の1つ。 「キッチンの窓から見える景色が好きです。視界が開けていて、遠くを見て一息つくのが日課になっています。」
キッチンは無印良品で購入されたステンレスユニットシェルフを収納と作業台代わりに使える様にされていました。
「住まいの中ではソファスペースにいることが多いですが、コーヒーを淹れる時や、チェアに座ってゆっくりする時など、キッチンスペースが気分転換の空間になっていてお気に入りです。」
コーヒーを飲む時にセットで使われているお気に入りのキッチンアイテムがユミコイイホシポーセリンのステンレスコースターSサイズ。 「お菓子を乗せたり、普通に取り皿にしたり、飲み物をのせて本来のコースターとして使ったりしてます。一瞬でおしゃれなカフェのようになるのでおすすめです。傷もつきますが、あまり気にせず経年劣化を楽しんでいます。」

開放的なキッチンにぴったりのオープンな収納で、使い勝手よく、居心地の良い空間になっていました。

何にでも手が届くソファスペース

お部屋での滞在時間が長く、お気に入りとなっているのが住まいの中心に設けられたソファスペース。

「お部屋にいるときは、ソファに座ってくつろぐことが多いです。テレビを見たり、本を読んだり、うたた寝したり。何をするにも便利で居心地の良い場所になっています。」

ソファはタンスのゲンで購入されたもの。 「インテリアはブランドより、好きな色やデザインで探していくことが多く。このソファもネットで探していく中で辿り着いたものになっています。」
ソファスペースの利便性を高めているのが、空間のイメージを損ねず、収納力のあるボビーワゴン。 「前の住まいが狭く、何か収納できるアイテムが欲しいと探す中で、辿り着いたものです。引き出しやサイドに収納できるところがたくさんあって重宝しています。」
「今は文房具やカメラなどを収納し、本などもたくさん置いていますが、キッチンや脱衣所などでもきっと使い勝手が良いと思います。使い方が多様なところも好きなポイントです。」
このボビーワゴンと合わせて配置した収納スペースによって、ソファスペースからはリモコン、文房具、本、ティッシュなど何でも手が届くようになっているので困ることがないと話すamiさん。動く必要がなくなってしまい、朝まで寝てしまうことも度々あるとのこと。
ソファスペースからは住まい全体を見渡すことができます。お部屋づくりを進める上では色合いのバランスも大切にされていました。
「ナチュラルすぎず、またクールにもなりすぎないように家具を選んでいます。このお部屋はベースに白とコンクリートがあるので、基本的に大きな家具は、ステンレス、木、黒を選ぶことが多いです。」
「木の色味は統一して、小物や本やポスターでカラーを取り入れています。好きなものを取り入れようとすると、どうやら赤やオレンジが好きなようで集まってしまっていますね。」
お部屋の掃除に使うために購入された二トムズのコロコロも赤色。 「お掃除道具はしまったり隠したりしがちですが、赤いコロコロが可愛くて出しっぱなしでも気分が上がります。」
「使いたい時にサッと使えるように、目につくところに置いていますね。私はお風呂上がりのドライヤーの後、床に落ちた髪の毛をコロコロするようにしています。テープも切りやすくておすすめです。」

ワンルームで壁がなく、サッと掃除がしやすいのもよいところ。普段から小まめに掃除ができていれば綺麗な空間が保たれて気分よく過ごせそうですね。

スペースを活かして収納をつくる

デザイナーズやコンクリート打ちっぱなしの物件は、心惹かれるデザインの住空間に住める一方で、備え付けの収納の少なさに不便を感じている方も多く。amiさんもその一人。
現在のお住まいではお部屋の構造やデッドスペースを上手く活用しながら収納を作り出されています。
「我が家では、クローゼットが無いに等しいので、とりあえずしまっておけるという場所がなく、最初は悩みました。」

「収納なのかは定かではありませんが、配管剥き出し構造なので、天井付近が棚のようになっています。本や箱などはそのスペースを使ってたくさん置いています。」
棚の上だけでなく、棚板にフックをかけてお気に入りの照明、FLOSのMAYDAYを配置していました。 「最近購入したものの中で、1番のお気に入りです。コードが長く、掛けたり置いたりできるところが好きです。」
「SNSで他のお部屋にあるのを見ていて、いつかお部屋に取り入れたいと前々から思っていたアイテムでした。そのため、はじめて照明を点けたときはとても嬉しかったですね。」
棚の上以外のスペースでは、アイテムも駆使して収納力をアップ。部屋の隅のデッドスペースに無印のステンレスユニットシェルフを置いて、シャツや丈が長めの衣類を収納。
逆に、畳めるものは同じく無印のボックスに収納し、テキスタイルを使って目隠しに。
ステンレスユニットシェルフの天板を乗せることで、お部屋の色合いに馴染む収納アイテムになっていました。
他にも使用頻度の低い書類などは、ソファと壁の隙間スペースに置いたベンチ下に。 ここまで来ると教えてもらうまで分かりませんね。
「収納に関しては、使うべきところに収納することを心がけています。隠しすぎたり別の場所において使いにくくならないよう、使うべき場所にきちんとまとめて、ある程度出しておくのもポイントです。」

かっこいいコンクリート打ちっぱなしの空間に浸りながら、暮らしやすい環境をアイテムとアイデアでつくりだされているamiさん。今後に向けてはより自分らしいお部屋の雰囲気をめざしてインテリアの見直しを進めていきたいということで、居心地の良いお部屋へさらに磨きがかかっていきそうですね。

amiさん(@aroom305)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/aroom305/

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Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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