デザイン学入門
1K(20.03㎡)
取り入れる家具のカラーバランスが絶妙なWEBデザイナーのRinaさん。21㎡ほどの1Kで一人暮らしをされています。在宅ワークの時間が増えたことで、仕事をしやすく、かつ居心地の良いお部屋作りを意識しているのだそう。暮らしに取り入れてよかった3つのアイテムを聞いてみました。
text : Asako Sakurai
1K・ロフト付きのお部屋で一人暮らしをされている、WEBデザイナーのRinaさん。
そんなRinaさんに、暮らしに取り入れて良かったアイテムを3つ教えてもらいました。
まず初めに紹介してくださったのは、カリモク60の一人掛けチェア。
「在宅で仕事をしている私にとって、長時間座っていても疲れないこのイスは手放せないアイテム。シンプルなデザインでどんなインテリアにも馴染みやすく、この先部屋のテイストが変わっても使い続けられそうなところが気に入っています」
「仕事が在宅になったタイミングで、仕事用のイスの購入を検討。キャスターがついているような一般的なワークチェアは業務感があり、インテリアとの相性が少し悪いように感じていたときに、このチェアを見つけました」
「機能性の良さはもちろん、デザインがカッコよく存在感があるためお部屋の印象がぐっと引き締まりました。カリモクのプロダクトは元々好きだったので、それを自分の生活に取り入れられていることも嬉しく、自分の部屋が以前よりもっと好きになりました」
続いては、お皿が割れてしまった時に活躍する、金継ぎキット。
「金継ぎと聞くと敷居が高く感じますが、このセットは漆ではなく合成樹脂を使いまうので、初心者の方でも始めやすいのが特徴。かぶれの心配や日にちを置く必要が無く、気軽に金継ぎが楽しめるのは嬉しいポイントです」
「お気に入りのお茶碗を割ってしまったのがきっかけで購入しました。新しく同じものを買ってもよかったのですが、普段から同じものを長く使いたいと思っていたため、金継ぎをしようと思い立ちました」
「茶碗が割れたことは悲しい出来事でしたが、自分で修復したことで愛着が増し、よい経験に変換できました。金色もいいアクセントになり、割れる前とは違う印象を楽しめるのも金継ぎの魅力に感じます」
最後はロフトの寝室スペースの壁に飾られている、マリメッコのファブリック。
「オレンジとネイビーのコントラストが美しい、UNIKKOのファブリックです。大胆な柄がインテリアのアクセントになり、自分らしい個性的な寝室になったと思います」
「ビンテージチェアを買いにお店に行った時、偶然見つけて一目惚れ。他にも色んな柄があり迷いましたが、店員さんと相談しながらこのウニッコ柄を購入しました。
寝室として使っているロフトは窓から遠く、暗い印象になりがちでしたが、このファブリックを壁に飾ってからは全体の印象が明るくなりました。ビビッドな色が気分を上げてくれるので購入してよかったです」
※価格は紹介者さんが購入時のものです。